【部活の親同士に温度差】イジメも!自分たちの人間関係に悩む親たち

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後の祭り

子どもの部活の親同士の付き合い方に悩んでいる人がいます。

一瞬聞くと、「子供同士でなくて親の方⁉」とびっくりしますが、ひと昔前と違って、最近はどこの中学・高校でも特に運動系の部活は練習から大会遠征に至るまで親がかりのところが多いのだとか。

そして、こういう状況で必ず出てくるのが親同士の付き合いですね。

予想通りというのでしょうか、やはりここでストレスを感じている人はたくさんいるのです。

当記事では、部活の親同士の付き合いで悩む親たちの声をひろいながら、そもそも親の間でなぜこんなに温度差が出るのか、最後にあなたの親としての賢明なかかわり方についてアドバイスします。

部活の親の付き合いで毎日がストレスの方、肩の力を抜いてご覧ください。

 

 

目次

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辛すぎ…なぜ親がこんな目に

 

子供が入りたくて入った部活。

毎日学業に部活の練習にと一生懸命の我が子をみれば、親としても精いっぱいのことをしてあげたい…それはどこの親だって同じ。

ただしそれは親として出来る範囲で、の話。

お弁当を作ったり、ユニフォームの洗濯をしたり。

必要ならちょっと高額でも道具一式買いそろえたり…。

 

これにプラスして、まさかこんなことまで親がするの⁉ということで苦しんでいる人がいます。

運動系の部活なら、大会の度に親が自家用車で送迎したり、監督の分まで飲み物から食事の準備まで。

土日は当番制でほぼ1日中練習の場に駆り出され、身の回りの世話やら応援やら。

平日仕事を持っている親御さんなら、たとえ子供のためとはいえ、かなりしんどいはず。

土日位、家のことをゆっくりやりたいですよね。

しかも下の子が小さかったりすれば遅い時間まで留守番をさせなければならない、という危険までおかして…いったい誰のための部活だよ!という気持ちになりますね。

 

それだけではありません。

今やコミュニケーションのツールとして外せないLINEのお陰で気の休まる暇もなく…。

部活の親同士のグループライン。

これ、くせ者ですね。

事務的な連絡だけのツールという枠を超えてもうイジメのツールと化しています。

悩んでいる親たちの声をきいていると、まるで女子高生?みたいな陰湿なやり取りも。

非協力的な親の声には誰もレスせず、明らかハブという憂き目にあっているのは明らかで。

 

まだ孤立化の憂き目には至っていないものの、うっとうしいと感じることもしばしば。

部活には直接関係のない食事会や飲み会のお誘い。

しかも誰が企画するのか、小さい子を一人家に残していかなければならない、遅い時間の設定までされていて…。

部活に関係のない、くだらない会話の度に鳴りやまないLINEの通知音。

もうウンザリですね。

 

 

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親同士の温度差はなぜ生じる?

 

試合に遠征したときにも、一人の親の提案でお揃いのTシャツをわざわざ発注し、応援団の親が全員着用必須、みんなで応援!みたいなノリノリの親御さんたちも結構いますね。

応援の声も人一倍大きく、最前列に陣取って監督張りに気合を入れる親御さん。

 

…しかし、同じ学校でありながらなかには「ついていけない」「ちょっとあの勢いに引く」とわざと遠巻きに席を確保している、というつぶやきも。

たいてい、そこまでアツくなる親御さんは昔自分も同じスポーツで活躍していたという方や、そういう牽引力のある親に巻き込まれて一緒に同調して楽しんでしまう親御さん、さらには自分の子がレギュラーで我が子の活躍を誇りに感じてついテンションが上がってしまう親御さんでしょう。

 

まだレギュラーメンバーというわけではない新入生の親やレギュラーになれなかった2、3年生の親からすると、正直「ベンチにいる我が子は親に来てもらいたかったのだろうか」と複雑な思いに駆られるのではないでしょうか。

 

どうしてもあのノリについていけない温度差を感じているあるお母さんが、子供に試合見に来てほしいかどうかきくと、「来なくていい」と即答。

小さい子のピアノ発表会じゃあるまいし、思春期の子が親に学校の部活の試合にどうしても来て、なんて言うとは考えにくいですね。(彼氏・彼女に応援に来て!と声を掛けるのはわかりますけどね)

…というか、そんなことを言うようだったら逆に「大丈夫か、この子は⁉」と心配になります。

 

 

 

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結局子供の部活を通して親は自己満足したいだけ

 

妙にノリノリでテンションの高い親や、非協力的な(というより自分らと同じテンションにならない)親に対する陰湿なイジメ的な行動は、結局のところ自分の自己満足・自分のストレス発散にしかみえません。

親(自分)が中心という考え方がまだ捨てきれないでいる人。

ある意味、幼さすら感じます。

 

親は黒子であり、舞台裏で人知れず表舞台の子供を支えていけば良いわけで、あくまで主役は子供。

子供が「見に来なくていい」と言うなら、「そっか、応援してるね!」と言って送り出してやればいい。

あなたは、子供とだけ向かい合っていればいいのです。

 

親同士の付き合いが原因のストレスでウツウツとしているあなたを見て子供は喜びますか?

同じ部活の親はあなたやあなたの子供のメンタルに責任を持ってくれるのでしょうか?

自分のすべきこととする必要がないことは自分の感覚でしっかり分けて自信をもって行動しましょう。

あなたは、子供の親ですよ!

 

 

それと…。

もし、このサイトを部活の顧問に当たる方がご覧になっているのなら一言、申し上げたいことがあります。

 

まずは、毎日、部活のご指導大変ご苦労様です。

顧問の先生は学校の仕事と並行しながらということで何かとご苦労が多いかと思います。

今、部活の親同士の人間関係で悩んでいる親御さんが結構な割合でいらっしゃいます。

親御さんにも色々な方がおられ、どうしてもテンション高めの親の一声で泣く泣く同調する親御さんが出てくるのが現実です。

 

そこで、入部説明会の際に、親に協力してもらいたいことと、逆にやってもらいたくないことをハッキリ線引きしていただきたいのです。

例えば遠征の際は親が自家用車を出すのではなく、社会経験を積ませるために公共の交通機関で行きます!とハッキリさせるなど、親によって対応に変化が出てきそうなことをうやむやにしないでいただきたいということです。

 

ルールが不在だから親に温度差が出てくる、という悲劇が生まれるのではないでしょうか。

 

 

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まとめ

 

いかがでしょうか。

あくまでも主役は子供という目線を崩さず、くだらない温度差など気にしないことです。

子供もあなたも、部活やっててよかった、と後になって言えるような過ごし方が出来るように、子供にウツウツとした姿を見せないように気持ちを切り替えてくださいね。