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医療法人実務の基礎の基礎

医療外収入とは何ですか?

医療外収入とは、診療に付随して提供される様々なサービスによって得られる収益のことであり、医業外収益ともいいます。一般法人でいう雑収入と同様のものであり、具体的には、以下のような自動販売機収入やリベ一ト収入、副産物収入などがあります。 ・自動...
医療法人実務の基礎の基礎

医療法人の税務調査について分かりません

税務調査は、申告内容が正しいかどうかを帳簿などで確認し、申告内容に誤りが認められた場合や申告する義務がありながら申告していなかったことが判明した場合には、是正を求めるものです。税務調査は以下のような手順でおこなわれますが、従来からの運用を踏...
医療法人実務の基礎の基礎

医療法人の消費税について分かりません

新たに設立した法人の、「課税期間の基準期間」における課税売上高が1,000万円以下の場合には、消費税の納税義務が免除されます。この基準期間とは、法人の場合は原則的に前々事業年度のことを指します。よって、新たに設立された法人のように基準期間が...
医療法人実務の基礎の基礎

医療法人の交際費について分かりません

交際費とは、交際費、接待費、機密費その他費用とされており、接待・供応・慰安・贈答、その他これらに類する行為のために支出する費用を言います。得意先・仕入先をはじめとして、その他事業に関係があるすべての相手が対象となります。交際費は、事業遂行上...
医療法人実務の基礎の基礎

医師の概算経費計算について分かりません

社会保険診療報酬が5,000万円以下の場合は、確定申告書に「社会保険診療報酬にかかる損金算入に関する申告書」の記載があれば、概算経費が認められます。社会保険診療報酬の範囲としては以下が挙げられます。 ①健康保険法、船員保険法、国民健康保険法...
医療法人実務の基礎の基礎

医療法人の保険未収入金について分かりません

社会保険診療報酬は、その月の診療点数を翌月10日までに請求することで、翌々月の20日前後に社会保険診療報酬支払基金等の報酬支払機関から振り込まれます。実額で計上しようとすると2ヶ月遅れとなり、一定の方法で診療点数を換算し未収計上します。会計...
医療法人実務の基礎の基礎

保険診療収入と自由診療収入について分かりません

健康保険などが適用され、患者が一部負担するものは保険診療収入となります。保険診療収入とは、以下の規定による給付または医療、介護、助産もしくはサービスによるものです。 ①社会保険診療報酬 健康保険法、国民健康保険法、船員保険法、国家公務員等共...
医療法人実務の基礎の基礎

医療法人の貸借対照表の見方が分かりません

貸借対照表の勘定科目には、一般法人にはない流動資産の部の医業未収入金があります。一般法人だと売上に対する売掛金に当てはまる項目ですが、相手先が社会保険診療報酬支払基金や国民健康保険団体連合会であることから、回収時期が一定(原則2ヶ月後)であ...
医療法人実務の基礎の基礎

利益相反取引の注意点は何ですか?

利益相反取引に当てはまる行為には、まず、理事長が自己または第三者のために医療法人と取引しようとする場合(直接取引による利益相反)があります。直接取引による利益相反取引の例は次のようなものです。 ・理事長と法人間で行われる売買契約 ・法人...
医療法人実務の基礎の基礎

帳簿書類等の保存期間が分かりません

医療法人は、帳簿を備え付けてその取引を記録するとともに、その帳簿と取引等に関して作成または受領した書類(以下「書類」、帳簿と併せて「帳簿書類」)を、その事業年度の確定申告書の提出期限から7年間保存しなければなりません。また、法人が取引情報の...
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