こんにちは。コボ(@kobo_blog)です。
合格した人がどんな点に気を付けていたか知りたい
なかなか面接試験を通過できない
公務員を目指す方にはこのような疑問・悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
最近の試験(特に社会人採用)では面接試験の重要性も高まっているように感じます。
そこで本記事では、地方公務員試験4つに合格した私が、どのようなポイントを意識し面接に臨んだか紹介していきます。
これから面接試験を受ける方や筆記は通るけど面接が受からないという方は参考にしていただける部分もあるかと思います。
自分の面接を振返りながらぜひ最後までご覧ください。
面接で意識したポイント4つ
さっそく私が面接のときに意識した点について紹介していきます。
具体的な質問への回答ということではないですが、面接通過のために押さえておいて損しないポイントになります。
私の場合は、大きく分けて以下の4つを意識していました。
- 質問に対する回答になるよう話す
- 入庁後どう活かせるかを具体的に伝える
- 回答する流れ・順序を決める
- 余計な情報を詰め込まない
それぞれ細かい内容について説明していきます。
①質問に対する回答になるよう話す
まず大きなポイントとして意識した点ですが、自分の回答が面接官の質問に対する答えになっているか注意していました。
グループ面接を受けたときに感じましたが、この基本的な点ができていない方も多くいました。
例えばですが、『自身の強みが何か』を聞かれているのに長い時間回答した結果、最終的に『志望動機』で終わってしまうようなケースです。
話しているときに頭が真っ白になってしまい、何を喋っているか分からなくなりがちな人は特に注意すべき点です。
的確な受け答えは公務員にとっても重要
公務員として働くとなると、内外部関わらず多くの方とやり取りする場面が出てきます。
そうなるとコミュニケーションを円滑に取ることができるかは重要視されます。
ちぐはぐな回答をしてしまうことでマイナス評価を受けてしまう可能性がありますので、私はまずこの点を意識しました。
②入庁後どう活かせるかを具体的に伝える
これまでの業務で得た経験を教えてください
面接ではこのような質問がされることは多くあります。
特に社会人採用の場合だと業務経験を絡めた質問がされる可能性は高いです。
そこで『入庁してからどう活かせるかを具体的に伝えること』をポイントとして意識していました。
単に長所や業務経験を述べるだけでは他受験者と差をつけることは難しいです。
そのため、自分ではその経験などをどう活かせるかをしっかり考えていることをアピールする形にしました。
しっかりとホームページや公表している資料を確認し、どのような部署で働き活躍していきたいかまでぜひイメージしておきましょう。
③回答する流れ・順序を決める
3つめですが、私は回答するとき基本的な回答する順序を決めていました。
具体的には以下のような形です。
2:そう考えた理由・根拠
3:裏付けとなる経験など
このように最も伝えたい結論を必ず最初に話すようにしていました。
面接となるとどうしても言いたいことが多くなりがちですが、上記の順序が最も面接官に伝わりやすく明快であると感じます。
また、話す順序を決めておくことで質問されたときに、気持ちの準備もしやすくなりますのでおすすめです。
私が読んでみて面接にも普段の業務にも参考になる書籍でしたのでこちらもぜひ参考にしてみてください。
④余計な情報を詰め込まない
最後のポイントですが、『質問に対する回答に多くの情報を入れすぎない』という点です。
言いたいことを詰め込み過ぎると、面接官も何をポイントに聞いていいのか分からなくなりがちです。
前述していますが、面接官としてまず知りたいのは質問に対する回答の結論部分です。
そこにたどり着くまでに話が長いと、結論を言っても印象に残らない可能性も高いです。
なるべく回答は無駄な内容は除外し伝わりやすくすることで、円滑にやり取りができるという印象を持ってもらえるようにしましょう。
面接の出来が結果に大きく影響する?
面接にはここまで紹介したような準備をしっかりと行うことが重要です。
その理由としては、冒頭でも書きましたが「面接試験の重要性が高まっている」点を私の経験から実感したことがあります。
具体的には合格した自治体で成績開示をした際に、以下のような順位だったことがありました。
このように面接で順位を上げることも可能ですが、逆に言うと筆記試験でどれだけ良い点をとっても面接で失敗するとあっさり落とされる可能性があることになります。
筆記試験をクリアするのはもちろんですが、面接でしっかりと評価をもらえる準備をすべきです。
逆質問も活かしてアピールするとなお良し
ここまで面接官の質問に回答するときのポイントを紹介しましたが、こちらから質問を行う「逆質問」でも面接官に印象を残すことも考える必要があります。
もちろん逆質問だけで評価を急に上げることは難しいですが、アピールの場として活用することは可能です。
ただ、急に「最後に何か質問はありますか?」と言われると焦ってしまうことも考えられます。
私が実践してきた逆質問の例についても別記事で書いていますので、ぜひ参考としてご覧ください。
さらに準備できるならこれをやるべし
私が面接試験を受ける際に、なるべく余裕を持って望むために以下の準備も行いました。
面接では多くの場合、回答した内容に対して追加の質問がきます。
それを全てカバーすることはできませんが、自分なりに予想できる質問を考えておくことで心の余裕が生まれます。
なるべく回答を深堀することで、自分の回答内容を見直せる機会にもなります。
まとめ
今回は私が面接試験で意識したポイントを4つ紹介しました。
紹介した点を意識した結果、公務員試験で面接まで進んだ試験は全て最終合格をもらえましたので、大きく間違えた内容ではないかと思います。
筆記試験はオンライン講座で効率よくクリアし、面接準備を入念に行うことでコストをそこまでかけず合格にも近づくように感じます。
公務員として働きたい方の参考になれば幸いです。