こんにちは。コボ(@kobo_blog)です。
社会人から転職したいけど教養試験のみの自治体を受けたい
どの科目を時間かけてやればいい?
公務員を目指す方は、勉強時間がどのくらい必要か気になる方もいるのではないでしょうか?
特に社会人の方は時間が限られる中、対策を進めないといけません。
そこで本記事では、公務員へ転職するためにどのくらい勉強時間が必要だったか、どのような科目に時間を割いたか紹介していきます。
民間で働きながら公務員へ転職した私の経験をもとにしていますので、特に社会人の方は参考にしていただけるかと思います。
社会人対象の試験中心なので教養試験対策に関してとなりますが、ぜひ最後までお付き合いください。
合格までの期間と勉強合計時間
さっそくですが働きながら公務員へ転職した私がどの程度勉強時間を割いていたかという点について説明していきます。
以下の項目に分けて説明していきます。
- 勉強期間
- 毎月の勉強時間
勉強期間
まずは私が公務員試験対策を開始してから内定が出るまでの期間ですが『およそ6ヶ月』でした。
最終的に入職する自治体を決めるまでに4つ内定をもらいましたが、おおまかなスケジュール感は下のようになります。
最初に内定した自治体は、勉強して3ヶ月目あたりで筆記試験は通過した形になります。
毎月の勉強時間
次に毎月の勉強時間ですが、私の場合毎日コツコツやろうと以下のように設定していました。
毎日2時間程度+通勤中に少し
ただ疲れたら休む(週二程度)
勉強する日を2.5時間とし、だいたい毎月20日やっていたとすると、毎月50時間(2.5×20)勉強していた計算になります。
勉強期間はおよそ6ヶ月でしたので、公務員に転職するまで約300時間となります。
科目や内容ごとの内訳
ここからは各科目ごとの時間数について解説していきます。
≫≫【転職者用】公務員 教養試験の勉強の進め方【通過率8割】の記事でも触れていますが、半年間の勉強の割合はだいたい以下のような配分でした。
※上記の時間通り2ヶ月で100時間勉強する計算としています。
期間 | 科目 | 配分割合(時間) |
開始1~2ヶ月目 | 数的処理 | 70%(70時間) |
文章理解 | 30%(30時間) | |
開始3~4ヶ月目 | 数的処理・文章理解 | 40%(40時間) |
社会科学 | 40%(40時間) | |
自然科学・人文科学 | 20%(20時間) | |
開始5~6ヶ月目 | 数的処理 | 40%(40時間) |
過去問 | 60%(60時間) |
私の場合は明確に捨て科目を作り、出題数が多い科目を重点的に勉強していました。
勉強時間がかなり偏っていますが、公務員試験では面接試験が非常に重要です。
筆記試験では足切りされないくらいまで点数を取れれば面接で逆転可能ですので、効率よく取組むことが必要になります。
全科目完璧でなくてもOK
公務員試験の科目数は非常に多く教養試験だけでも20科目ほどあります。
もちろん科目によって問題数が大きく異なります。
これを平等に同じ時間やるのは非効率ですので、ぜひ捨て科目を作りましょう。
出題数が多い数的処理、文章読解以外の科目については、大学受験や大学で勉強していた科目を選ぶ形がおすすめです。
≫≫【捨て科目を選ぶ】公務員試験(教養試験)の戦略の記事では私がどのように科目選択してきたか紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
勉強はいつから始めるのがいい?
特に社会人の方の場合、どのくらい前から対策をスタートするか迷われると思います。
私の経験としては、少なくとも半年前を目安として考えておくことをおすすめします。
上記で紹介したように毎日2時間やって休みを入れつつ半年やると300時間程度は確保できます。
自分のペースをつくることが重要ですので、対策を始める前に自分の性格をみながら計画を立てましょう。
社会人経験者の求人時期は読めない
社会人経験者向けの公務員試験の場合、求人が出される時期があまり読めません。
そのため、ゴール時期を設定することも難しくなります。
もし公務員へ転職を目指したいという方は、少しでも早めに対策を始め、いつでも受験できるよう対策することがおすすめです。
社会人ならオンライン講座がおすすめ
ここまで公務員の教養試験対策として、だいたい300時間程度は必要になってくると紹介しました。
ただ、社会人の場合は予備校に通って徹底的に対策を行うことは、時間的にも体力的にも難しいと思います。
そこでおすすめなのがオンライン講座です。
オンライン講座には以下のようなメリットがあります。
- スマホがあればどこでも勉強ができる
- 動画なので講義を自身のペースで見ることができる
- 予備校より価格が安い
社会人の方にとってはピッタリなメリットではないでしょうか?
極限までコストをかけずチャレンジするなら
このような人もいるかと思います。
そのような方は1万円程度で完全独学する方法もあります。
自身でテキストを買ったり、計画立てて勉強を進める必要はありますが、チャレンジしてみる価値はあります。
ひとまず独学でやってみたいという方はぜひこちらの記事もご覧ください。
まとめ
今回は社会人の方が教養試験合格を通過するためにどの程度勉強時間が必要か説明してきました。
本記事で紹介内容は私が合格までどの程度時間を使ったか、実体験をもとに解説しています。
結論としては下のようになります。
こちらの時間は目安ですが、ただ300時間を無計画で進めるのは非効率です。
数的処理・文章理解など配点が高い科目を中心に取組みましょう。
また、時間を有効に使うためにはオンライン講座がおすすめです。
本記事をお読みいただき、公務員を目指すための計画づくりの参考になればうれしいです。
他にも公務員試験関連や、公務員の実態について紹介していますのでそちらもご覧ください。