こんにちは。コボ(@kobo_blog)です。
書類書くときどんなところに注意すれば良い?
実際転職したときの例を参考にしたい
公務員から転職したいと思ったとき悩むのが、履歴書・職務経歴書の書き方ではないでしょうか。
特に職務経歴書については、どのような点に気を付けて書くべきか気になるかと思います。
そこで本記事では履歴書・職務経歴書を書くときにどのようなことを意識すべきか紹介していきます。
私が転職活動を行い、公務員から民間へ転職した経験をもとにした内容となっています。
お読みいただければ公務員から転職するための参考にしてもらえるかと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
履歴書で意識した点
まずは履歴書を書くときに意識・注意した点はこちらになります。
- 誤字脱字に注意
- 正式名称で書く
- 間違えたら書き直す
- 古いものをそのまま使わない
履歴書は自分の基本情報を採用担当者に伝える書類です。
最初に目を通すケースも多いですので、しっかりとした準備をしましょう。
基本的な内容ですが各項目に関する詳細について紹介していきます。
誤字脱字に注意
最も基本的な部分ですが、誤字や脱字をしないよう注意が必要です。
採用担当者は書類に目を通す際に、意外と小さな誤字・脱字を発見し気になってしまうものです。
手書きにしろPCでの作成にしろ書いた内容を見返し、誤りがないか確認を行いましょう。
正式名称で書く
履歴書に記載する名称などは、必ず正式名称で書くようにしていました。
学歴でいえば学校名、職歴では社名や部署名など略さずに書くようにすべきです。
また、資格などを有している場合についても、正式名称で書くように注意が必要です。
間違えたら書き直す
こちらは手書きの場合ですが、間違えた箇所があれば必ず最初から書き直すべきです。
書いている最後の方で間違えると修正ペンなどで直したくなりますが、それはやめましょう。
私はデータでエージェントへ提出するケースの方が多かったのですが、手書きを求められたら慎重に履歴書作成することが必要です。
古いものをそのまま使わない
手書きも履歴書で返送された場合はもちろんですが、データで作成した場合も古いものをそのまま使用しないよう注意が必要です。
細かいところだと提出日が古いままであったり、志望動機が以前提出した企業のものになってしまっていることも考えられます。
手間はかかりますが、新たな企業へ応募するときは改めて見直し最新のものへ書き直しましょう。
職務経歴書で意識した点
転職活動において職務経歴書は非常に重要な書類となります。
採用担当は職務経歴書の内容をみて面接したいかどうか判断します。
このように採用担当に思ってもらうために、私が意識してきたことを紹介していきます。
業務内容の要約は簡潔に分かりやすく
職務経歴書では、これまでの経験をおおまかに把握してもらえるよう要約した内容を記載していました。
採用担当にアピールしようと、要約の部分でも業務の細かい内容や実績を書いてしまいがちです。
ただし、この部分はあくまで『簡潔に書くこと』が重要になります。
そのため、私の場合は以下の点を意識して書いていました。
- 職務要約は200~300文字に収める
- 「〇〇社の××部署で、~~の業務に従事」と書く流れを決めていた
- 字数が余れば実績を入れ込む(例:目標達成率〇〇%を達成)
細かい実績や具体的な職務内容については、別項目で書くようにして簡潔に記載することがポイントです。
求める人材に合致する経験を書く
業務内容の詳細を記載していく際に意識したこととして、企業側の求める経験などが伝わるようにしました。
求める経験や人物像は、募集要項やエージェントからもらう求人情報資料に記載されています。
採用側がどのような経験を持つ人を求めているか把握し、それに合った自身の経験を書くことで書類通過に近づきます。
未経験の場合は?
企業が求める経験を持っていないケースもあります。
その場合は、入社に向けて取組んでいること(資格取得や勉強)や自身の経験から活かせそうなことに繋げていました。
実例として私は人事経験はないのですが、営業経験をうまく変換し人事職種で内定をもらえた経験があります。
具体的には、以下のような点を活かせる経験として挙げていました。
- 優秀な人材確保には自社で働くメリットを伝えることが必要な点で営業スキルが活かせる
- 優秀な人材確保には『応募者⇒内定⇒入社』という流れでKPI管理が重要となることから営業経験が活かせる
未経験の場合でも伝え方次第で、よい印象を持ってもらえることがありますので諦めず考えることが必要です。
実績・成果を中心に書く
民間企業へ転職する場合は、行った業務内容ももちろん必要な項目ですが、どのような実績を出しているかが重要になります。
そのため、職務経歴書では実績や成果が伝わる内容になっているか意識して書きました。
単に業務をこなしているだけだと、採用側もコストを払ってまで入社してもらうメリットがないのが実情です。
実績を出すための取組み内容も盛り込む
どのような実績を出したかは重要ですが、その実績に至るまでの経緯も書くとより採用側は興味を持ってくれます。
どのようにして課題を見つけ、何に取組み実績に繋げたかを詳細に書くことで採用側も自社で働く際、どのような活躍をしてくれるかイメージしやすくなります。
全体の文字数をみながら結果だけでなく、プロセスも書くようにしましょう。
なるべく数値化して記載する
実績や成果が重要と書きましたが、可能な限り数値化して記載するように意識しました。
公務員の業務ではこのあたりは難しい点になりますが、自身の業務を整理し何かしら数値化してみることがおすすめです。
参考ですが、財政課だった私は以下のような内容を書いていました。
- 行改革プロジェクトのメンバーとして〇〇円の予算削減を達成
- 予算申請フローを見直し、課全体の残業を〇〇%削減
これまで数字面の意識がなかった方は、普段の業務で何か明確に打ち出せるものがないか整理してみましょう。
自己PRを職歴での経験と関連付ける
職務経歴書では自己PRを書いていましたが、これまでの業務から得た経験としっかり関連付けるように意識しました。
例えば、自己PRとして「コミュニケーション力」を書いているのに、業務内容は1人で進める内容しか書かれていないと信憑性がなくなります。
私も自己PRに「コミュニケーション力」を書いていましたが、多くの部署・職位の人と折衝をする経験を通じて得られた点を長所として記載していました。
自己PRとなる点の根拠や裏付けとして、これまでの職務経験があるという流れで書くことがおすすめです。
完璧でなくてもアップデートすればOK
履歴書や職務経歴書はいきなり完璧なものを作成することは困難です。
特に職務経歴書については書く内容に迷う点も多くあると思います。
そのため、転職活動を進めながら何度も見直し、改善していくことが重要になります。
転職を進める中で、書き慣れたり採用側の求める内容を掴めたりしますので焦らずアップデートしていくようにしましょう
提出書類はデータでも保管しておく
企業へ応募した際に提出した書類は手元に保管しておくようにしましょう。
面接まで進めた場合は、提出書類を見ながら質問されることが多くあります。
そのため、書いている内容と面接で話す内容に齟齬があると、採用側は不信に感じてしまいます。
提出した内容は面接前に見直せるよう、手書きの場合でもコピーをとっておくように管理するべきです。
第三者(エージェント)の意見を聞く
ここまで私が書類作成で意識したことを紹介しましたが、書いたものがほんとに正しいか不安になるかと思います。
そこで第三者として転職エージェントへ添削・確認してもらうことがおすすめです。
具体的に活用するメリットとしては以下のような点があります。
- プロ目線で修正や追記すべき個所を確認してもらえる
- 書類作成のベースが出来上がる(何社か使いまわせる)
- 採用側とパイプがあるので、求める人材に合わせた書類作成ができる
エージェントサービスは無料で受けられますので、活用することがおすすめです。
私が活用したエージェントについても紹介していますので、未登録の方やこれから転職を始める方は参考にしてみてください。
転職サイトの内容も更新すること
履歴書や職務経歴書は、何度も確認したりエージェントに提出したりすることで内容が更新されていきます。
その更新された内容を転職サイトの登録上もしっかりと反映するようにしましょう。
しっかりと最新の内容に更新しておくことで、興味ある求人にすぐ応募できますし、職務経歴書などを見た企業からスカウトがくる可能性も高めることができます。
私が公務員から転職した時に利用した転職サイトについての記事もありますのでぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は公務員から転職する際に作成する履歴書や職務経歴書について、私が意識したことを中心に紹介しました。
改めてまとめると下のようになります。
・誤字脱字に注意
・正式名称で書く
・間違えたら書き直す
・古いものをそのまま使わない
・業務内容の要約は簡潔に分かりやすく
・求める人材に合致する経験を書く
・実績・成果を中心に書く
・なるべく数値化して記載する
・自己PRを職歴での経験と関連付ける
公務員からの転職は書類選考が通らないケースが非常に多いです。
その中で少しでも通過率を高められるように魅力ある書類作成を行うことが重要です。
≫≫【実体験】地方公務員からの転職が難しい理由の記事でも転職が難しい理由を書いていますが、内定に近づくためにやれることは全て取組んでいくように心がけましょう。
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