【再チャレンジ可能?】公務員から転職して後悔したら出戻りできるか

こんにちは。コボ(@kobo_blog)です。

 

コボ
公務員辞めたいけど後悔したらどうしよう
辞めた後に公務員に出戻りってできるの?

 

公務員から転職したいと考えたときに、「後悔しないか」という点が一番大きな不安点になります。

「退職しても出戻りできるなら転職の決断できるのに…」という方も多いと思いのではないでしょうか。

 

そこで本記事では民間に転職した後、公務員に出戻りできるか解説していきます。

公務員から転職を考えている方の参考になれば幸いです。

 

再度公務員試験を受けることが原則

転職したあと所属していた自治体に公務員として戻る場合は、原則は公務員試験を受けることになります。

通常の受験者の一人として試験を受け、『合格順位内に入れば入庁』と一般的な流れと変わりません。

 

そのため、筆記試験の勉強や面接試験対策を改めて行っていく必要が出てきます。

 

コボ
また筆記の勉強をするモチベーションを保てるかが難しそうですね…

 

受験できる以上合格可能性はアリ

このように公務員試験の受験資格がある以上は合格できる可能性はあります。

1度公務員試験に合格している経験が、筆記試験や論文試験で活かされることがあるかもしれません。

 

ただし、後述しますが「受かる可能性がある」というだけで実際に合格する難易度は下がる可能性が高いです。

おそらく1度入職した時よりも入念な対策が必要になるでしょう。

 

『選考』という採用方法もあるがケースは稀

自治体には通常の試験のほかに、「選考」という採用方法があります。

選考試験においても、通常試験と同様に筆記や面接を行うケースもありますが、独自の選考方法で採用可否を決めることが可能です。

 

加えて試験の対象となる人が変わってきます。

 

自治体にもよりますが、この「選考」で採用されるケースは主に以下に当てはまる人になります。

特殊な専門的知識又は技術を必要とする職に就く者

 

例としては医師や保健師、診療放射線技師、司書、学芸員など免許や資格であったり、専門的な知識が必要な職になります。

 

 

さらに選考試験については自治体の『職員の任用に関する規則』などにこう書かれていることもあります。

かつて職員であつた者をもつて補充しようとする職でその者がかつて任用されていた職と同等以下の職に採用する場合

 

つまり以前職員として勤務していた人を、同様の職に採用するときには選考試験採用できることになります。

 

コボ
このように制度上は出戻りできる仕組みになってるところもあります

ただ実際の状況としては、選考試験として退職した人を再採用することは稀です。

特に一般行政の職種ではほぼないといっても良いくらいでしょう。

 

出戻り職員向けの試験が自治体もある

自治体の中には、退職した職員を再度採用する制度を行なっているところがあります。

 

例として、大阪府寝屋川市では「再チャレンジ制度」といった試験を行なっています。

記載をみると以下の理由で退職した元職員を再度採用すると書かれています。

  • 育児や介護
  • 治療
  • 修学
  • 民間企業等での勤務、起業 など

 

全国的には稀ですが、職員確保のため同じような取組みを行い自治体も増えるかもしれません。

 

当然ながら評価は厳しい

一度退職した人が再受験した場合は、やはり厳しい評価がされてしまいます。

退職理由にもよりますが、民間に転職してからの出戻りの場合は高いハードルになるでしょう。

 

面接試験でのハードルが高い

特に面接試験での難易度が高くなります。

筆記試験は自力でどうにかクリアできても、人物評価の比重が高まるなか、面接試験をクリアすることが難しくなります。

 

特に下のような点は聞かれることが予想されます。

  • なぜ民間を辞めてまた公務員なのか
  • また退職する可能性があるのではないか

 

民間で得たスキルなどを、『また公務員として還元したいといった前向きな理由』が必要になります。

 

退職理由がやむを得ない事情なら可能性あり

家族の転勤や、介護などやむを得ない事情で退職した場合は合格可能性も高くなると考えられます。

そのようなケースだと、仕方なく退職する選択肢しかなかった状況が多いと思います。

部署としても退職されるのが惜しいといった評価の職員であれば、経験もある分有利に働くこともありそうです。

 

別自治体を受けることもあり

どうしても以前いた自治体に戻りたい場合は別ですが、公務員に戻りたいのであれば別自治体を受けることもありだと思います。

 

 別自治体受験がアリな理由

・以前の人間関係を引きずらず済む
・退職前の勤務時の評価が考慮されない
・前職の職場自体に退職理由があればそれを避けられる

 

読んでいただいている方は、何かしら嫌な点があり民間に転職したいという場合が多いと思います。

出戻りすると同じ職場環境に悩むことになるので、新たな自治体を探してみることもおすすめです。

 

転職する前に出戻りしない覚悟が必要

公務員から民間に転職する場合の前提ですが、「出戻りしない」覚悟が必要です。

新たなチャレンジをする前に、すでに後ろ向きなことを考えていると後悔する可能性が高くなります

 

そうはいっても公務員を退職して後悔しないか不安…

とはいえ安定した環境を手放すので、このような心配はどうしても出てきます。

 

その心配や不安を少しでも解消しつつ、後悔しない転職とするためにやるべきことを紹介します。

 

何を改善したいかは明確にすべき

公務員から民間へ転職する際には以下の点を整理しておくことが重要です。

 

  • 現職の不満な点
  • 転職で何を改善したいか
  • 改善したい点の優先順位

 

衝動的に辞めたり、なんとなく嫌だという理由で転職してしまうと後悔する可能性が高いです。

詳細については別記事で書いていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

 

まとめ

今回は公務員から民間へ転職してから、公務員に出戻りできるか解説しました。

 

結論をまとめると以下のようになります。

  公務員に出戻りできるのか?

・受験は可能なので合格可能性はあり
・ただ、合格はなかなか難しい
・別自治体の受験も検討しておくべき
・民間へ転職する前に決めるべきことを検討しておく

 

転職を考えている方は、『民間入って後悔したら出戻りしたい』という気持ちがでるかと思います。

 

ただし、難しい現実もありますので心配ばかりすることなく、転職前に決めるべきことを考えていくほうがおすすめです。

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