【後悔しない】公務員を辞める前に必ず決めるべきこと

こんにちは。コボ(@kobo_blog)です。

 

・公務員を辞めたい。
・公務員の仕事がつまらない。
・人間関係が悪くて辞めたい。

 

このような気持ちを持っている公務員の方もいるのではないでしょうか?

私も公務員へ転職して働く中で、同じような状況になり最終的にベンチャーへ転職しました。

 

ただ、辞めたいと思ったときに以下の点に注意しておく必要があります。

・衝動的に退職しない

・退職理由をよく考える

 

これは退職や転職してから後悔しないためには非常に大切です。

そこで本記事では退職前に何を決めておくべきか、何を軸に考えるかを中心に紹介していきます。

 

私が転職した際の実体験から感じた点ですので、退職や転職を考えている公務員の方の参考になればと思います。

退職(転職)する前に決めるべきこと

今すぐ退職したいという方もいるかもしれませんが、ここで紹介する点をぜひ事前に決めましょう。

私自身も最初はなんとなく転職活動していましたが、かなり非効率となります。

 

コボ
この点を決めておかないと後悔する原因にもなりかねません!

 

『なぜ転職するのか』を明確にすることが中心ですがここから具体的に紹介します。

 

退職(転職)して何を改善したいか

退職や転職を考えている状態ということは、現職に何か不満があるからだと思います。

その現状からどのような点を変えたいか整理しておくことが大切です。

 

特に転職する際は、この点が軸となって検討を進めます。

改善したい点を明確にし、それを実現することが転職のゴールになります。

 

何を改善したいか曖昧だと、退職・転職しても後悔する可能性が高くなります

 

「なんとなく嫌だから」「転職したらきっと良い方向にいくはず」など考えがまとめらないうちは退職することはやめましょう。

まずは、現状の不満な点を整理することで改善したい点を明確にすべきです。

 

参考ですが私が公務員を退職する際は、以下の点に絞って転職活動しました。

・年収アップ(業務評価が年収に反映する)

・個人の裁量が持てる

・市場規模が伸びる会社で働く

転職検討中の方も、ぜひ退職前に1度立ち止まって考えてみましょう。

 

改善したい点の優先順位

公務員を辞めて転職したいと考えている人は、不満な点、変えたい点がいくつかあると思います。

そこで次に決めておくべきことは、改善したい点の優先順位です。

 

転職活動を進めると迷うことも多く出てきます。

優先順位をつけていくことで、転職先を選んだりするときや最終的な決断をするときの判断基準になります。

 

また、転職の求人情報を見ていくときにも優先順位を決めておくことでメリットがあります。

それは多くの情報から見るべき点が絞れ効率的に進められることです。

 

コボ
求人数はかなり多いので、見るべき点を絞らないと無駄に時間がかかります…

 

また、下の記事でも触れていますが、エージェントを活用することで優先すべき事項や希望条件を整理できます。

気になった方はこちらもご覧ください。

 

ちなみにここで決めた優先順位は次の項目にも関わってきます。

妥協できる点

次の点は、転職時に妥協できる点をあらかじめ決めておくことです。

 

『いやいや、せっかく公務員辞めるなら妥協できないでしょ』

このように思う方ももちろんいるかと思います。

 

もちろんすべての希望がかなう転職先が見つかることが理想です。

 

コボ
しかし希望にぴったり合う転職先に出会えることはかなり稀です。

 

そのため、上で決めた優先順位の中で、どこまでが譲れないポイントか決めておく必要があります。

これは最終的な判断をする際に、叶わなくてもあきらめる部分、妥協する点を決めることになります。

 

転職ではなかなか考える理想が実現することはありません。

その中で納得いくキャリアへ進めるようこれまで紹介して点について検討してみましょう。

 

この理由で退職(転職)は危険

ここまで退職して何を改善していくか考えるべきと書きましたが、退職や転職自体を考え直すべき場合もあります。

それは転職理由が、『どの職場にも当てはまる可能性があるとき』です。

 

この場合、転職としてもまた同様の不満が出てしまい、転職したことを後悔するケースもあり得ます。

具体的にはこれから書きますが、退職・転職理由が当てはまる場合は再考することをおすすめします。

 

人間関係が悪い

1つ目は『人間関係が嫌』という理由で退職検討している場合です。

公務員の場合は閉鎖的な雰囲気であるところもあり、人間関係に悩む人も多くいます。

 

実際に私が在職中でも上司との関係などに悩み休職してしまう人はいました。

 

しかし、人間関係だけを理由に退職すべきではないと思います。

転職先においてもどのような人がいるかは確実には分かりません。

 

コボ
公務員の場合は2~3年で異動するケースが多いです。
一時的な問題で安易に決断しないほうがいいです。

残業が多い

2つ目は残業が多い業務や部署の場合です。

最近は公務員でも毎日定時で帰宅できるところは少なくなっているような気がします。

 

しかも公務員は予算を超えて残業代を出すことはできません。

あってはならないですがサービス残業が恒常化している自治体もあります。

 

私は財政担当であったこともあり、繁忙期は月100時間程度の残業時間になることもありました。

ただし、残業に関する問題もどの職場にもあり得る事情になります。

 

むしろ民間企業でも固定残業代を出したうえで、それ以上残業代を出さないところもあります

 

この点も異動することで解決する場合もあるので、面談時などに希望を出してみましょう。

 

仕事がつまらない

最後は今の業務がつまらないと感じる場合です。

公務員はルーティンワークが多く、やる気を失うこともあると思います。

 

ただ、それを理由に辞めてしまうことも避けるべきです。

 

コボ
そしてやる気を失ってただ毎日の業務をこなすのは勿体ないです

 

別記事でも書きましたが、公務員から転職するのであればアピールできる『実績』が必要です。

安易に退職してしまう前に何か課題を見つけて、改善する取組みをしてみましょう。

 

辞めてから動くのは避けたほうが吉

ここまで退職前に検討、決めておくべきことについて書きました。

紹介した点はもちろんですが、転職活動自体は在職中に進めていくべきだと思います。

 

転職の内容について、良い選択をしていくためという理由もありますが、お金の面でも退職してしまうことでデメリットが出てきます。

 

さらに転職の選考・評価にも関わってくることもあります

 

詳細についてはこちらの記事にまとめていますので、退職しようか悩んでいる方は参考にしてみてください。

≫≫【退職前】公務員からの転職は在職中にやるべきです

まとめ

今回は自身の経験から、公務員を退職する前に決めておくべきことを紹介しました。

改めてまとめると以下の点になります。

・退職(転職)して何を改善したいか

・改善したい点の優先順位

・妥協できる点

 

私自身ここを固めるまで時間がかかったことで、転職までも1年くらいかかってしまいました。

これから公務員から転職することを考えている人は、ぜひ今回紹介した内容を早めに検討してほしいと思います。

 

ただし、考え直すべき退職理由についても以下の通り紹介しました。

・人間関係が悪い

・残業が多い

・仕事がつまらない

退職・転職して後悔しないよう少しでも参考になるとうれしいです。

 

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