こんにちは。コボ(@kobo_blog)です。
教材にかけるお金は最低限に抑えたい
とりあえず公務員試験を受けてみようか考えてる
公務員に転職を考えている方にはこのような悩みを持つ場合もあるかと思います。
「受けてみて内定でたらラッキー」という気持ちで受験を検討している人もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、過去問を活用し最低限のコストで公務員への転職を目指す方法について紹介していきます。
私自身はテキストセットを購入しましたが、教養試験だけの自治体であれば今回紹介する方法で十分戦えるように感じます。
効率的に公務員に転職したい方は、参考にしていただけるかと思いますのでぜひ最後までお付き合いください。
教養試験のみなら過去問だけでも通過できる
冒頭でも説明しましたが、教養試験のみの自治体であれば過去問だけで受かることも可能です。
教養試験では独特の解法が必要な問題もありますが、多くの科目は大学受験や大学で触れたことで十分回答できる問題が多いです。
そのため「とりあえず受けてみようかな」という方であれば過去問だけ買ってみて始めることがおすすめです。
過去問だけであれば3,000円程度で購入できますので試してみる価値はあります。
定番の合格シリーズを購入すれば十分対応できますので、ぜひ購入検討してみてください。
専門試験があると厳しい
一方で、専門試験がある自治体は過去問だけで対応することは難しいです。
専門的な知識が問われるため、1度でも勉強しておかないと回答の検討すらつかないような状況になってしまいます。
もし専門試験も勉強するようでしたら予備校などの講座を受講することがおすすめです。
過去問を解くメリット
まず、公務員試験においてなぜ過去問と解くことが重要か紹介します。
大学受験の時に赤本を解いた方もいるかと思いますが、公務員試験においても過去問をやることは大きなメリットがあります。
ここでは私も実践してみて感じた点を紹介していきます。
試験のレベル感を把握できる
過去問を解いてみることで、試験本番がどの程度のレベル感であるか知ることができます。
過去問がどの程度解けるかによって、勉強にかける時間や科目の目安がわかります。
特に社会人の方で転職検討している場合は、勉強時間も限られますので注力するべき点を洗い出すことにつながります。
解法パターンが身につく
特に数的処理の科目分野においては、公務員試験独特の問題が出ます。
そこまで問題自体は難しくないのですが、解法を知っていないと時間がかかってしまうような問題となります。
ただ、解法をしっかりと身につけてしまえばで確実に得点できます。
後述しますが数的処理は得点源にすべき科目ですので、過去問からパターンを知り、身につけることは重要です。
過去問はこのように得点源を作るためにも大切な役割を果たしてくれます。
苦手な分野が分かる
数年間分の過去問を解くと、自身の苦手な分野が明確になってきます。
何度も解いても間違えてしまう問題も出てくるかと思います。
このように苦手分野が分かれば、ピンポイントで復習・対策していくことができます。
公務員試験は広く浅い知識が必要ですので、苦手分野を潰すことで筆記通過に近づきます。
数的処理と文章理解のテキスト併用がおすすめ
過去問だけでも対応可能と書きましたが、私の受験した経験から「数的処理」と「文章理解」についてはテキストを別に用意して対策することがおすすめです。
≫≫【転職者用】公務員 教養試験の勉強の進め方【通過率8割】の記事でも紹介しましたが、私は最初の2ヶ月ひたすらこの2分野のみ勉強していました。
数的処理・文章理解は出題数が多い
なぜ「数的処理」と「文章理解」の対策は別で行うべきかという理由ですが、単純に出題数が多いからとなります。
この2分野の科目で教養試験のおよそ50%の点数を占めるケースが多くあります。
そのため「数的処理」と「文章理解」を対策し得点を確保することで、一気に選考通過に近づくことができます。
教養試験は科目数が多く捨て科目を作ることは必要ですが、「数的処理」と「文章理解」の科目はしっかりと対策することがおすすめです。
おススメテキスト(合計約6,000円)
「数的処理」と「文章理解」の分野を勉強するためのテキストですが、実務教育出版のスーパー過去問ゼミ(通称:スー過去)がおすすめです。
過去問演習を基本として構成になっていて、重要事項が詰まっている厳選された問題を収録しており、効率的にポイントを掴むことができます。
3冊合わせても6,000円程度なので過去問と合わせても1万円弱になります。
ぜひ過去問と合わせて購入し対策をしてみましょう。
具体的な過去問活用方法
ここからは過去問と「数的処理」と「文章理解」のテキストとどのようの活用していくべきか解説していきます。
下に図を載せましたがおおまかな流れはこちらになります。
それぞれについて紹介していきます。
①数的処理と文章理解のテキストを1通りやる
まずは「数的処理」と「文章理解」の個別テキストを一通りやってみましょう。
この2分野を得点源にすることは通過に向けて必須です。
勉強を始めてしばらくは、この2分野だけ対策しておくくらいのイメージで問題ないです。
②苦手な分野を何度か解く
テキストにある例題や単元ごとの問題集を解いてみて、苦手な部分は何度も繰り返し勉強しましょう。
特に数的処理は解き方に慣れが必要です。
1度やってみるだけでは身に付かないと思いますので、何度も解いて身体に覚え込ませましょう。
③過去問を解いてみる
テキストをしっかりやってから過去問を解いていきます。
特に数的処理の問題については時間を測って解いてみましょう。
実際にどれくらいの時間で解けるか把握しておくことは本番に向けてわりと重要です。
1問あたりどの程度解けるかまずは実践してみましょう。
④間違えたところを復習
解いてみて間違えた問題については、解説を見ながら復習します。
ここでは、数的処理・文章理解以外の科目もしっかりと対策することがおすすめです。
歴史や物理・化学など高校でやった内容などを思い出すことができますし、対策することで本番で加点できる可能性も上がります。
このような方は追加でテキストを購入し対策を進めても良いかと思います。
少なくとも数的処理・文章理解についてはテキストも使いながら理解できるように復習が必須です。
この2分野は時間をかけて対策しましょう。
⑤再度過去問を解きテキスト復習を繰返す
過去問も1度だけ解くのではなく、何度も反復練習を行いましょう。
先ほど紹介した合格シリーズの過去問では、1ページに問題と解説ともに書かれており、反復練習がしやすい構成になっています。
間違えやすい部分を潰すイメージで対策を行うことで試験通過にも近づきます。
本気で公務員目指すなら予備校・講座を使うべし
ここまで過去問と最小限のテキストを使用した勉強法について紹介しました。
ただし、これはあくまで教養試験の筆記通過を目指した方法になります。
≫≫【公務員試験】面接対策の基本はこの3つの記事でも触れていますが、公務員試験も面接の重要性が高まっている傾向にあります。
『面接練習も1人でできそうという方』は良いですが、模擬面接なども含めた対策を行いたい場合は、予備校などの講座受講すべきです。
多少お金をかけても本気でやりたいという方は下にある予備校なども検討してすることがおすすめです。
無料で資料請求や講座受講もできたりしますのでぜひお試しください。
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まとめ
今回は過去問を中心に活用し、教養試験を突破するための勉強法として下のような内容を紹介してきました。
こちらですと過去問と合わせても約1万円ですので、とりあえず受けてみたいという方には非常におすすめです。
また、過去問やテキスト活用については下の流れで行うと、効率よく得点アップにつなげられるかと思います。
最小限の支出でスタートして公務員にチャレンジしたいという方はぜひ参考にしていただければ幸いです。