こんにちは。コボ(@kobo_blog)です。
これから面接受けるけど不安だ
どの点に注意すればいい?
公務員試験を受けている・これから受けるという方はこのような疑問を持つことがあると思います。
そこで今回は公務員試験でも重要な面接試験の基本的な部分について書いています。
当たり前だろうと思われるポイントもありますが、正直できていない受験者は多くいます。
面接試験を受ける前に、基本的なことができているかもう一度確認し、通過に向けて差をつけられるようにしましょう。
本題に入る前に、私の簡単な紹介はこちら。
面接試験の重要性
公務員試験の傾向として面接試験での人物評価が重要視されているように感じます。
それは転職して公務員として勤務するとわかりますが、筆記試験で問われる知識が活かされる場面はほぼないからです。
(※法律関連については多少役立つかも)
人事としても採用コストをかけているので、知識はあっても職場に馴染めず活躍できないケースは避けたいものです。
それであれば面接で人間性を評価するほうが明らかに合理的ですよね。
面接試験で逆転は可能
この傾向は私が公務員試験を受けているときも実感しました。
それはとある自治体を受けた際に成績開示ができたので確認するとこんな結果だったからです。
筆記試験では採用定員より下の順位でしたが、1回の面接で逆転した形になります。
この通り筆記試験で順位は低くても、面接で挽回は可能です。
もちろん筆記試験は大切ですが、足切りのラインさえクリアできれば問題ないです。
筆記試験対策がある程度落ち着いたら、ぜひ面接試験の準備を万全にしましょう。
教養試験をクリアするため記事も書いています。
筆記試験対策についても知りたい方は合わせてご覧ください。
試験官が見ているポイント
先日、こちらの内容をTwitterに書きました。
公務員試験や転職時の面接官が気にするポイントって、最終的に「この人と一緒に働きたいか」にいきつく気がします。
なので、話す内容以前に態度とか印象は大切。
ブログにも書きましたが、「サッカー日本代表」に関する話で終わっても面接通過できることもあります。(実体験)#公務員試験 #面接— コボ@元公務員 (@kobo__blog) April 1, 2021
面接ではさまざまな質問がされますが、最終的に面接官が見ているポイントはこれに集約されます。
面接官にこう感じてもらうためには、態度や印象、話し方が重要となります。
第一印象が良くない場合は、『志望動機や自身がどう貢献できるかについては聞いてもらえない』といっても過言ではありません。
面接の準備では自治体が行っている特徴的な事業であったり、どれだけその自治体が好きかを語ろうとしてしまいがちです。
しかし、自分が面接官の立場だったら「どういった人と働きたいか」を考え、対策を練っていくほうが内定への近道になります。
その前段階で、公務員試験の面接がどのようなものか分からない方もいるかもしれません。
私の場合はまず面接に対するイメージを具体的にするために、参考書を読んだりしました。
公務員試験の面接に初めて臨む場合などは、参考に見ることもおすすめです。
ここからは私が面接を受けたり、面接に同席した際に感じた基本的なポイントを3つご紹介します。
ポイント① 相手の目を見てハキハキ答える
こんな基本的なことを書くと、「なんだよ、こんなこと当たり前じゃん」と思われるもしれません。
ただ、集団面接などで感じましたがこれができていない受験者は意外といます。
例えば受験した同じグループにはこのような方がいました。
熱い志望動機の内容のわりにボソボソ話す
基本的にうつむき加減の体勢
この場合、みなさまは面接官側だとしたらどのような評価をつけますでしょうか?
態度が気になり話す内容は頭に入ってこないと思います。
ですので、『話している印象』がまずは重要です。
Twitterでに書いたとおりある自治体では自己紹介のあと、サッカーの話をして終わった面接もありました。
管理職との面接でさえもこのような感じで選考されることもあります。
結果として内定をもらったのですが、会話するときの印象を意識したからだと思っています。
まずは他の人が思いつかないような政策を考えるよりも、どのように自分が見られているか意識しましょう。
ポイント② 聞かれた質問に的確に答える
これは気づかないうちにやってしまっている人もいるのではないでしょうか。
公務員試験の面接では、受かりたい気持ちが前面に出てしまうかもしれません。
しかし、熱い想いを伝えることに必死で、面接官の質問に対し的外れな回答をする人が多いです。
例えばこんな感じです。
▲▲県(市)という街が好きになったので▲▲県(市)を志望しました
文字にするとおかしいことに気づきますよね。
ただ、面接では答えることに夢中になり言いたいことをとにかく話してしまいがちです。
これでは単純にコミュニケーションが取れない人と判断されます。
話すことを事前にガッチリ固めてきている人は、このような回答になってしまいがちな印象です。
難しいですが何を質問されたかをしっかり理解し、その質問に対する回答で着地するように意識しましょう。
ポイント③ 簡潔に答える
こちらも気づかないうちにやってしまいがちですが、面接官からの質問に対してダラダラ話してしまうこともNGです。
せっかくの面接なのだからどれだけ志望度が高いか熱く語りたい!
という人もいるかもしれません。
しかし、1人あたりの面接時間は決まっており、面接官は多くの受験者の話を聞かなければなりません。
そのため回答を延々と話してしまうことは印象悪くしかねません。
最悪の場合、評価としては『コミュニケーションができない人』となります。
上で書きましたが面接官は「この人と働いてみたいか」をみています。
コミュニケーションの部分で低い評価を受けるとかなり不利となるのでぜひ簡潔に伝えることを意識しましょう。
結論を先に伝えることが重要
ものごとを簡潔に伝えるためには「結論を先に話す」ことが重要です。
さらにいうと「結論→根拠の順で話すこと」を意識するだけでかなり回答の質が変わります。
これは仕事を進めるうえでもとても役に立つので練習して損はないです。
面接本ではないですが、この本は分かりやすく解説してくれています。
普段の業務から取入れることで面接時もスムーズに『結論→根拠』の順で話せるようになるはずです。
必ず話す順序を決めることで、面接の回答も迷いがなくなりますし手応えも大きく変わるでしょう。
さいごに
今回は公務員試験の面接対策の基本部分としてポイントを3つ紹介しました。
改めて書きますがこちらになります。
ポイント② 聞かれた質問に的確に答える
ポイント③ 簡潔に答える
書いてみると正直大した内容ではないですし普通のことだと思います。
ただし、面接といういつもと違うシチュエーションでは当たり前のことを忘れがちです。
ただこれができるかどうかで差がついてきますので、意識して練習してみましょう。
よかったら皆さんが考える面接のポイントも教えてもらえるとうれしいです。