【回答例あり】公務員試験・面接試験の頻出質問を紹介(Part2)

こんにちは。コボ(@kobo_blog)です。

今回は公務員試験の面接試験でよく聞かれる質問についてです。

 

面接で実際に聞かれた質問を知りたい。
面接通過した回答を参考にしたい。

このような疑問・要望に答えていきます。

 

本記事はPart2としていますが、以前Part1として同じように頻出質問を紹介しています。

≫≫【回答例あり】公務員試験・面接試験の頻出質問を紹介(Part1)でも私が面接試験を通過してきた際の回答例を書いていますので良かったらご覧ください。

 

 

地方公務員の試験では似たような質問が出される可能性は高いです。

これから面接を受ける方は頻出質問については、回答をある程度固めておくと他自治体でも使えることも多いです。

 

私は幸いにも面接まで進んだ試験はすべて内定をもらえましたので、少しでも参考になればと思います。
ぜひ事前に回答の軸を固めて準備をしておきましょう。

 

前提:基本的な対策は忘れずに

まずは前提として面接官に質問への回答をしっかり聞いてもらうために意識することがあります。

それは、第一印象で「この人と働きたい」を思わせるためには非常に重要です。

 

詳細についてはこちらの記事で紹介していますのでぜひご覧ください。

 

いくら素晴らしい回答を考えても、他の部分でマイナスとなってしまうと意味がありません。

どの自治体を受けるにしても必要な事項ですので忘れないようにしましょう。

 

面接での頻出質問

それではここから私の受験経験から頻出質問を紹介していきます。

回答にあたって意識すべき点や回答の軸とする部分についても触れていきます。

参考にしていただき、自身の回答内容と比較しながらより良い回答の準備に繋がればと思います。

 

職歴における実績

面接官
これまでの職歴における実績を教えてください。
自身の取り組みによる成果はありますか?

まずは、これまでの実績についての質問です。

これは私が社会人であったこともありますが、ほぼ毎回の面接で質問がありました。

 

最終的にどのような実績をあげたかも大切ですが、以下2点をしっかり説明できることが重要です。

 実績につなげることができた取組みは何か

 なぜその取組を実行しようと考えたか

 

実績をあげるに至ったプロセスにも重点をおいて説明できるようにしましょう。

 

回答例

私が面接で回答していた内容ですが、『業務効率化につながる改善を行った』ことを伝えていました。

ここで伝えたいこととしては以下のようなことを考えていました。

 

既存の取組に変化を与え、改善を図ることができる人物である

 

やはり公務員が求めている人材としては、庁内に変化を与え改善に導ける人材だと思います。

そこに合わせた実績・エピソードを話すよう注意しました。

 

私は『オンライン会議システム導入による施策展開のスピード化』などを紹介していまた。

皆さんも自身の業務経験を見直し、求められる人材とマッチする回答を作ってみてください。

 

これまでの職歴で身についたこと

面接官
これまでの業務で身についたスキルなどはありますか?

 

これまでの職務経験で身についたことについてもよく聞かれました。

具体的な資格などを話す必要はなく、どのようなスキルがあると自身では考えるかを回答すれば問題ないかと思います。

 

コボ
もちろん素晴らしい資格取得につながった方は紹介すべきですよ!

身についたスキルと合わせて、その根拠となる取組みについても詳細を回答できるようにしておくと良いです。

どの質問でも共通ですが『結論→根拠』の順序で話すことも意識しましょう。

 

回答例

私は『数値分析とコミュニケーションから課題を捉え、解決に導くこと』をあげていました。

公務員になる前は営業企画業務を行っていましたが、数値分析だけでなく現場に足を運ぶことで課題発見をしてきたことを説明しました。

 

公務員は数値だけで判断できないケースも多々あります。

その際、自分の目で現場を見る行動力は大切ですし求められる力だと感じます。

その部分に合わせ自身の経験を当てはめ回答を作成していました。

 

あなたの強み・弱み

面接官
あなたの強みや弱みはどの部分だと思いますか?

これも比較的定番の質問かもしれません。

上にあげたような質問で、既に業務経験や自身のスキルを話している場合は、性格的な部分を説明していました。

 

この質問では特に『弱みと考えている部分』についてどのように説明できるかが重要か感じます。

単に弱みを伝えるだけでなく、捉え方によっては『良い部分』となるよう説明が必要です。

 

回答例

私はこの質問には以下のとおり回答しました。

 強み
 俯瞰的に物事を見ることができ、課題発見・解決ができること
 弱み
 強引に自身の考えを突き通すことができない

弱みの部分について、「激しい主張ができない」主旨で回答をしていました。

 

これは裏を返すと、『全体の調和を取りながら物事を進めることができる』とも捉えることができます。

弱みを話すときには、反面良い部分とも考えられることを説明するよう意識していました。

単純に自分の苦手な部分を伝えることがないよう準備しましょう。

 

周りからどういった人にみられているか

面接官
あなたは友人や家族からどのような人だと見られていると思いますか?

このような質問も多くされました。

自身を客観的にどう見ているかを確認することにくわえ、性格検査をしている場合どの程度一致しているか確認する意味もあるかと思います。

 

この質問には自分の印象が良くなるよう変に意識をせず、実際感じている回答をしても問題ないでしょう。

コボ
もちろん「攻撃的な性格」であったり、マイナスに捉えられてしまう回答は避けましょう。

回答例

私は、『常に冷静で落ち着いた性格』だと思われていることが多いと回答していました。

実際に上司との面談でも言われることがありましたし、同期からも似たような印象を言われていました。

実際のエピソードも付けると説得力も増すでしょう。

 

また、上に挙げた強みとして回答した内容とも関連付けられるとより印象に残るかと思います。

 

さいごに

ここまで公務員試験の面接でよく出される質問について紹介いたしました。

ここで挙げた回答例を実践して、面接の通過率は100%でしたのでそこまで大きく外れている回答ではないかと思います。

 

今回の記事は、自身の経歴や経験に基づく質問や回答を書いてきました。

この他、行政課題や政策に関する質問がされるケースもあります。

その対策としては以下シリーズの書籍は参考になりますので、ポイントを抑えたうえで回答を考えることが良いでしょう。


また、定番ですが面接攻略ブックも準備には非常に役立ちます。

面接比重が高くなりつつある公務員試験を勝ち抜くためにもぜひ活用しましょう。

引き続きこれまでの受験経験から頻出質問について書いていければと思います。
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