【適性は重要】公務員に向いている人の4つの特徴はこれ

こんにちは。コボ(@kobo_blog)です。

公務員はどんな人が向いているんだろう?
自分はうまくやっていけるだろうか?

私が民間から公務員へ転職した経験から、今回は『公務員に向いている人の特徴』についてに答えます。

 

公務員は今も変わらず人気業種の一つですが、私のように公務員の特性と合わず転職する人も少なくありません。

せっかく時間もお金もかけて公務員になったのにミスマッチが起きてしまっては勿体ないですよね。

 

コボ
このようなミスマッチをできるだけ減らしたい!

と思いますので公務員に転職希望している人や、内定が出ているけど決断していいのか不安な方など参考になればと思います。

 

公務員に向いている人の特徴

今回の記事では公務員に向いている人の特徴を4つ紹介しています。

私自身は企画・財政の部署におり、庁内の多くの人と関わってきた経験から感じる点となります。

 

庁内で業務をうまく進めたり、活躍している人には今回紹介するような共通の特徴があります。

もちろんこれがすべてではないですが、公務員試験でもこの部分を見られることもあると思います。

 

自身が公務員に向いているか確認してみることに併せて、試験対策の意味でもぜひご覧ください。

 

そもそも公務員の仕事自体どんなものがあるか知りたいという人は、このシリーズを読んでみることをおすすめします。

 

では具体的に向いている人の特徴について書いていきます。

 

慎重に業務を進めるタイプである

まず1点目は『慎重派』であることです。

なぜこのような人が向いているかというと、「公務員の仕事の進め方」に大きな理由があります。

 

公務員の業務は税金を使っていることもあり、ミスがないよう慎重に進めることが多いです。

議会対応として出す資料をはじめ公表する資料など、かなり細かく何度もチェックします。

さまざまな調査への回答も、決裁を回すことで何人もの手で数値チェックを行うこともあります。

 

また、事業を進めるときも考えうるリスクをすべて潰さないと実行しないことも多く見られます。

コボ
公務員は『石橋を叩きまくって渡る』感じだと思ってください。

このように物事を慎重に進めるタイプの人は公務員に向いているでしょう。

 

反対にとにかく行動派で、とりあえずやってみるという人は公務員に向いていないように感じます。

「動いてみて何か起きたら対応すればいい」という考え方は管理職でも嫌う人が多いと思います。

ポンポン物事を進めていくということは難しいことは覚えておいてください。

 

コミュニケーションが得意

これは公務員限定の話ではありませんが、コミュニケーション力は必須です。

 

庁内はもちろん、企業や団体など外部の人とも事業を進める機会が多々あります。

その多くの人とやり取りを行いながら、物事を良い方向性に持っていくことが求められます。

 

コミュニケーション力といっても『ただ人と話すことが好き』ということではありません。

公務員に向いている人は下のような特徴があります。

相手の意図を理解し、調整できる(落としどころを見つける)人

 

大勢の意見を集約しても全く同じ方向となることは稀です。

公務員の場合は、庁内で関わる人だけでも意見がまとまらないことは多々あります。

 

その中で、それぞれの考えている意図を汲み取り、力関係なども考慮しながらうまくいく方向に持っていくことが必要です。

 

公務員では黙々と仕事ができる環境ではないことが多いです。

コミュニケーションを取ることが得意な人のほうが公務員には向いていると言えますし、活躍される可能性も高いでしょう。

 

文章力がある

3つめは文章を書く力がある人は公務員に向いているといえます。

 

各部署の事業内容を説明・公表する資料を作ったり、公務員はさまざまな場面で文章を書くことがあります。

当然その文章は論理的で分かりやすいものでなければなりません。

 

また、庁内の決裁で文書だけが回っていくことも多くあります。

その際も読んだだけである程度内容が伝わるようにしておかなればなりません。

 

そのため、文章を書くことが得意であったり、苦にならない人はスムーズに業務を行えますし、重宝されたりします。

コボ
ただ、公務員独特の言い回しもあったりするので注意が必要です。
その辺は入庁したら勝手になれていくのでご心配なく。

 

また、公務員としては『型に沿ったきれいな文章を書くこと』が求められますが、文章の内容をブラッシュアップしたいという方は、下の本がおすすめです。

相手にどう動いてほしいか意識するポイントが理解できます。

こだわりが強すぎない(自己主張が強すぎない)

これは仕事で手を抜いても良いというものではありません。

業務内容のクオリティについては、できるとこまで突き詰めてこだわるべきだと思います。

 

しかし、『自身の意見を絶対に通す』などといったこだわりは強くないほうが公務員としては向いています。

むしろ柔軟に場の雰囲気に合わせながら自分の意見を言える人のほうが、自身の考えを取組に反映できるケースが多いように感じます。

 

たまに管理職でもとにかく自分の意見を言って押し通そうとする人もいます。

しかし、公務員として事業をうまく進める人は、核となるこだわりの部分はありつつも環境に合わせてやり方を変えることがうまい場合が多いです。

 

今は『好きな街を自分が変えたい』と熱い思いを持っている人も、公務員として働く前に意識を変えるようにすべきかと思います。

 

個人的に企画・財政部署で働くうえで役立った本はこちらです。

ただ自己主張するだけでなく、自分の意見を「相手に合わせた伝え方」へ変換できることに繋がるのでおすすめです。

さいごに

今回は公務員に向いている人の特徴を4つ紹介しました。

改めて下にまとめています。

 慎重に業務を進めるタイプである

 コミュニケーションが得意

 文章力がある

 こだわりが強すぎない(自己主張が強すぎない)

 

もちろんここで挙げた以外の人が公務員になれない、入庁してもうまくいかないというわけではありません。

ただし、私の勤務していた中では書いたような特徴を持つ人のほうが、成績もよく若いながら管理職になっている場合も多いように感じます。

 

庁内でこのような人たちが活躍しているので、公務員試験においても求められる特徴として見られるポイントになってきます。

書類選考や小論文試験では文章構成力が見られるでしょうし、面接でもコミュニケーション力や話し方が評価されることは予想できます。
(性格検査などの結果も見られるポイントになるかもしれません)

 

今回ご紹介した内容を見て自分が公務員に合っているか、入庁してからどのような点に注意していけば良いか判断の参考になりましたら幸いです。

 


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