【公務員は楽なのか?】民間から転職した経験から解説します

こんにちは。コボ(@kobo_blog)です。

 

公務員て仕事楽なの?
民間きつくて公務員になるか悩んでる…

公務員に転職してみた感想を聞きたい

 

公務員として働きたいと思っている方にはこのような疑問があるのではないでしょうか。

 

どちらかというと「公務員=楽」というイメージを持っている人が多いかと思います。

そこで今回は民間から公務員へ転職した私の経験から、「公務員として働くことが楽か」という点について解説していきます。

 

私は転職したケースですが、新卒入庁した場合は見え方が変わると思います。

本記事では新卒入庁した人と関わる中で感じた、「新卒入庁者視点での公務員」についても書いています。

 

お読みいただくと「公務員になることへのモチベーション」が上がるかも?しれません。

ぜひ最後までお付き合いください。

結論:公務員は「精神的に楽」

いきなり結論からとなります。

公務員として働くことは精神的に楽です

私は地方公務員として働いてたので、国家公務員の場合はもしかすると異なるかもしれません。

 

ただし、転職して約4年働いた感想としては、「精神的に楽だな」と感じる点が多くありました。

 

コボ
わりとキツいと言われる財政担当部署にいた感想です

 

逆に体力面では、災害時の対応であったりイベントの手伝いなどあるので、むしろ民間より大変かもしれません。

 

公務員を楽と感じた理由

転職して「精神的に楽」と感じる理由が大きく3つありました。

ここからはそれぞれについて解説していきます。

理由① ノルマがない

公務員の業務は成果を数値で測りにくいこともあり、明確な数値目標を立てている部署は少ないです。

 

そのため、公務員の業務には基本的にノルマのようなものはありません

ノルマがないことで「詰められるプレッシャー」を感じることはないわけです。

 

これが私が「精神的に楽」と感じる理由の一つになります。

 

コボ

公務員になる前は営業企画で毎週数字見ながら施策考えたりしていたので、ギャップがかなりありました

 

強いて数値目標がある部署をあげると、税金の徴収担当があるかと思います。

徴収率や滞納金額などわかりやすい数値があるため、具体的な目標設定がなされていたように感じます。

 

ただ、何らか数値目標があったとしても「なにがなんでも必達」という雰囲気はありません。

民間から転職を考えている人はノルマがない点は魅力になるのではないでしょうか。

 

理由② 業務スケジュールがきつくない

公務員の業務サイクルは年間単位であることが多いです。

予算についても、月ごとや四半期での執行計画などを立てるケースは稀です

 

ときどき国から急な施策が下りてくることもありますが、それも数は限られています。

そのため、期限に追われるほどギリギリの業務は生まれず、スケジュールに比較的余裕があります。

 

コボ
おそらく民間でSEなどされていた方は、余裕あるスケジュール感に驚くような気がします

スケジュールに余裕がある分、細かい確認作業は非常に多いですが、楽と感じられる理由の一つでした。

 

理由③ 業績や成果にかかわらず昇給する

ノルマがないことにも関係しますが、公務員は成果にかかわらず毎年昇給していきます

成績評価で多少の差は出ますが、そこまで大きな金額ではありません。

 

自治体全体で見ても、「年初の計画通り事業が進んだかどうか」が、給料やボーナスに関わることはないです。

つまり、自身の業務がどうあれ無難にこなしていけば年収が上がることになります。

 

これは「成果を出すプレッシャーから解放される」ため楽だと感じる点でありました。

 

収入の安定は公務員になるメリットでもあります。

こちらでもその他のメリットを紹介していますので良かったらご覧ください。

 

注意点として、実績が給与に反映しない点はデメリットにもなり得ます

 

自身の成果にあった給与が欲しい!

 

このような方は公務員になると後悔するかもしれません。

 

新卒と中途での違い

公務員が精神的に楽だと書きましたが、新卒者と転職者では大きく感じ方は異なります

経験の部分から仕方ない点ではありますが、新卒入庁した職員と関わった経験からその違いについて解説していきます。

 

新卒だときつい面が気になる

新卒で公務員になった場合、比較できる基準がないためキツい部分が気になってしまう人が多いです。

 

例えばこのような点が、入庁前に描いていたイメージと違うことがあると思います。

・部署内の人間関係が合わない(閉鎖的)

・先輩からの指示が多い

・残業時間が思ったより多い

比較対象がないため、どちらかというとこのように悪い面にばかり目が行きがちです。

 

公務員は自分に合わない。早く辞めたい。

悪い面ばかり見えてしまうと、公務員として楽だと感じる面に気づかないまま退職を考えてしまいます。

一方、「周りからはせっかく公務員になったのに」と板挟みになり余計悩んでしまうこともあると思います。

 

ただ、本当によく考えて退職するのであれば早い方が良いです。

その点についてはこちらで詳しく書いていますので、合わせてご覧ください

 

転職者は楽な面に目がいく

一方、転職して入庁すると「前職と比較して改善された点」を感じることが多くあります。

もし人間関係が微妙であったり、多少残業がある部署であったとしても、前職から改善した点が目に付く傾向があると思います。

 

そのため、転職して入庁した人は「公務員は楽だな。転職して良かった。」となる場合が多くあります。

前職の経験がある意味活かされる部分かもしれません。

 

疲弊している社会人は転職もあり

ここまで私が公務員に転職した経験から「公務員が楽だ」と思った点について紹介してきました。

 

民間で勤務していてこのような気持ちを持ち、公務員への転職を考えている人もいるでしょう。

 

数字を詰められてしんどい…
締切に追われて残業が多い
仕事頑張っても昇給しない

 

その方は、今回紹介した点が志望動機と重なる部分もあったのではないでしょうか。
(※もちろん試験では本音の志望動機は言えないですが)

 

本記事を見て「公務員に転職したいという気持ち」が少しでも高まった方もいるかと思います。

その方は、ぜひ公務員試験対策講座に関して情報収集をしてみましょう。

コボ
特に社会人は時間が限られるので、早めに動くことが重要です!
 公務員を目指す方におすすめの予備校・講座
▶ スタディング | 圧倒的コスパのオンライン講座
※完全オンライン型で時間や場所を問わず学習できます。充実した内容が驚きの価格で手に入ります。

▶ 資格の大原 | 圧倒的な合格数を誇る大手予備校
※通学型・通信型ともに充実したサポートを受けながら学習できます。

▶ クレアール | Web通信特化型で社会人におすすめ
※音声データや資料PDFがダウンロード可能。通勤中などの時間を活用できます。

▶ LEC東京リーガルマインド | 上位合格者多数の大手予備校
※通信生も利用できる担任講師制度で個別サポートが受けられます。

 

まとめ

今回は公務員の仕事が楽かという点について、自身の経験をもとに紹介してきました。

 

結論としては、「公務員として働くことは精神的に楽」ということになります。
また、その感じた理由は以下の3点です。

・ノルマがない

・業務スケジュールがきつくない

・業績や成果にかかわらず昇給する

 

自治体によって異なるケースもありますが、民間から転職する方は精神面で楽だと感じることの方が多いかと思います
転職検討中の方の参考になれば幸いです。

 

最新情報はこちら