こんにちは。コボ(@kobo_blog)です。
民間企業に転職しようか悩んでる
転職してやっていけるか不安
公務員の方にはこのような思いを持つ方も意外と多いのではないでしょうか。
そこで心配になるのが、「辞めて後悔しないか」という点だと思います。
私自身も結婚し子どももいる中、公務員から転職しましたので当然同じ気持ちを持っていました。
ただ、≫≫【安定を手放す】公務員から民間へ転職して後悔はあった?の記事でも書きましたが、転職して後悔はしていません。
そこで本記事では実際に公務員を辞めた私の経験から、「公務員を辞めて後悔する可能性が高い人の傾向」について書いていきます。
今の自身の状況が当てはまっているかどうか確認し、転職するかの判断の参考にしてもらたらと思います。
こんな人は後悔しやすいので注意
さっそくですが、下のような気持ちを持った状態で、公務員から転職しようとする方は注意が必要です。
現職を辞めてから後悔する可能性が高いかもしれません。
・民間企業の環境なら力を発揮できる!
・公務員から転職すればやる気持って働ける!
・民間に移れば成長できそう!
『とにかく公務員が嫌だから辞めたいという方』にはこのような気持ちの方もいるかと思います。
ただし、「民間企業へ転職するだけ」では良い方向には進みません。
むしろ、公務員の時より悪化した条件があれば、そこばかりが気になり後悔する可能性が高くなります。
民間企業も起業も辛いことは多い
公務員時の〇倍に収入が増えた!
ネットを見るとこのような事例を紹介しているケースもあります。
ただし、全ての人がこのようにうまくいくとは限りません。
民間企業で勤めるにしても、起業するにしてもしんどいことが多々起こります。
衝動的に辞めて後悔しないよう、事前に転職して何を改善したいかはっきり決めておきましょう。
後悔する人の特徴はこれ
ここから転職して後悔する可能性が高い人の特徴を具体的に紹介していきます。
自発的に動かないことが原因となる点が多いですが、転職する前に認識しておきましょう。
完全受け身(指示待ち)
1つめは指示がないと全く動けない(判断できない)人です。
役割がしっかり与えられ、具体的な指示を上長などから言われないと何をしていいか分からない方は注意が必要です。
≫≫【前例踏襲?】地方公務員の仕事は保守的ですの記事で書きましたが、公務員の場合は前例踏襲で進められる仕事が多くあります。
もちろん民間企業にもそのような業務もありますが、目標に対して必要な取組みを自分で考え実行する機会が増えます。
自身の意志を持たない(伝えない)
仕事を進める中で、何か判断に迷うことが出てきます。
その際に、「自分としてはどうしたいか、どう考えているか」という意思を持つことが少ない方は転職した後、苦慮することが多くなるかもしれません。
上司に相談する場合も、下のように判断をすべてゆだねることは避けるべきです。
「自身では〇〇だと考えますが、意見もらえますか?」
公務員の場合は、前年度の状況や周囲の自治体、条例などが判断基準になるので意思が反映できないことが多くあります。
そのままの意識でいると業務もこなすだけになってしまいます。
自身の考えをいかに通していくか考えるのも楽しみの1つにしましょう
会議などで思ったことは伝えるべき
自分の意思を持つことが必要ですが、それをしっかり伝えていくことも重要です。
思っていても伝えないと周りからは「何を考えているんだろう?」と疑問にも思われます。
私の実感では意見を出し合う会議については、民間にいたときのほうが多くありました。
そのような場で、自身の考えを発信できることが大切です。
課題解決への意識が低い
民間企業は自社製品やサービスが選ばれるために、常に課題を見つけ改善を図ることが求められます。
これはサービス企画の部署だけでなく、営業などのフロント部署、経営企画・財務・人事などのバック業務の部署も当てはまります。
「毎年同じ業務をこなしていけばいい」という意識でいると、評価も上がらず給料も上がりにくくなってしまいます。
そうなった場合、「毎年昇給していた公務員のほうが良かった」という気持ちが生まれてしまうでしょう。
良い給料をもらえると過度な期待をしている
公務員と異なり、民間は昇給額も大きく年収アップが期待できると考えている人は注意が必要です。
確かに年間昇給額が公務員より大きい場合もあります。
ただし、それは自身の評価や会社の実績によるところが大きいです。
むしろ転職してすぐは年収が下がるケースのほうが多いので、民間に移ればすぐ公務員より稼げると思っているとギャップが生まれてしまいます。
公務員と民間の違いを理解しておくことが大切
転職して後悔しないために、公務員と民間企業の違いを理解することが必要です。
公務員と民間では求められる役割が大きく異なります。
もちろん似た雰囲気の企業はあるかもしれませんが、大きく業務の進め方や環境が変わることは覚悟しておく必要があります。
民間に転職しただけで性格は変わらない
公務員から民間に移っただけでは、自身の性格は変わりません。
このように安易に考えることはやめましょう。
転職するなら自身の取組みを変えていく意識も必要です。
公務員のときも意識して取組んでみる
課題解決の意識を高く持ったり、自身の意見をしっかり主張することは公務員在籍時でも取組むことが可能です。
転職を考えていくのであれば毎年決まった仕事をキッチリこなせばOKという気持ちは置き、積極的に取組んでみることがおすすめです。
≫≫【実績が大切】公務員から民間への転職を成功させるには重要ですの記事でも紹介していますが、何か実績を出すことができれば職務経歴書でもアピールできます
転職前に決めるべきことがある
転職して後悔しやすい人の特徴を踏まえ、今後公務員から転職したいと考えた方は決めるべきことがあります。
それは大きく以下の点になります。
- 退職(転職)して何を改善したいか
- 改善したい点の優先順位
- 妥協できる点
事前にこの点を決めておくことで、転職活動も効率化できますし納得して次に進みやすくなります。
詳細は、≫≫【後悔しない】公務員を辞める前に必ず決めるべきことの記事で書いていますので合わせてご覧ください。
覚悟が決まったらやるべきことは単純
なるべく後悔しないような取組みをしながら、公務員から転職したいと覚悟を決めたらやるべきことは単純です。
おおまかには以下のようになります。
- 自身の履歴書・職務経歴書を完成させる
- 希望に合致する求人の探す
- 選考通過の対策を行う
- 書類選考、面接を受ける
- 内定をもらったら条件交渉
- 公務員の退職手続き
転職する意思を固めて動き出すまでに意外と時間がかかったりしますが、それ以降は目標がはっきりするので案外迷わず進めます。
エージェントを使えばさらに効率的に動ける
もちろん1人で転職活動を進めても問題ありませんが、エージェントを活用していくほうが効率的に進めることが可能です。
エージェントは上記①~⑥すべての段階において無料で転職のサポートをしてくれます。
民間企業を受けた経験が少ないという方は、企業側が求める内容を掴むのに時間がかかってしまいます。
エージェントを使って合格する書類作成、面接対策をしていくことがおすすめです。
まとめ
今回は公務員を辞めて後悔する可能性が高い人の特徴について紹介しました。
改めてまとめるとこのようになります。
- 完全受け身(指示待ち)
- 自身の意志を持たない(伝えない)
- 課題解決への意識が低い
- 良い給料をもらえると過度な期待をしている
後悔しないためには民間と公務員の違いを認識し、できるところから自身の姿勢を変えていくことも有効です。
本記事が、後悔しない納得した転職にするための参考情報に少しでもなりましたらうれしいです。
転職する際の気になることなどあれば、問合せやTwitter(@kobo_blog)でもお気軽にご質問ください。
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