こんにちは。コボ(@kobo_blog)です。
公務員から転職するとき求人票のどんなところに注意した?
求人票の内容と実際が違うことはあるの?
公務員から転職したいと考えている場合、求人票を見る機会が必ずあると思います。
そこで上記のような疑問点が出てくることがあるのではないでしょうか?
私も転職時には多くの求人票を見つつ検討しながら転職活動を進めてきました。
本記事では公務員から転職した私が、求人票のどのような点に注意して検討したか紹介していきます。
公務員から民間へ転職するか悩んでいる方や、すでに転職活動を進めている方の参考になるかと思いますのでぜひ最後までご覧ください。
求人票の記載内容
まず求人票にはどのような内容が記載されているか確認したいと思います。
参考までに転職活動時に私がエージェントから紹介された求人票は下のようなものになります。
ご覧いただくと分かりますが、以下のような内容はどの求人票にもほとんど記載されています。
- 想定年収
- 部署/ポジション
- 採用要件(求められる経験)
- 休日日数
- 福利厚生
- 勤務時間
どのエージェントから出される求人票も多少フォーマットの違いはあれど、項目は似たものとなっていますのでわりとすぐ見慣れてきます。
この求人票をしっかり確認しながら受けたい企業を選定していくことになるので、非常に重要な資料となります。
転職サイトの記載内容もほぼ同様
自分で転職サイトから求人を探している場合も、掲載されている内容はほとんど同じです。
ただし、転職サイトの場合は、エージェントから詳細な説明が受けられない代わりに、担当者からのコメントなどがあったりします。
求人票を見るときの注意点
それでは、公務員から転職した私が求人票のどのような点に注意していたか解説していきます。
参考までに私が公務員から転職して実現したい点は以下のように考えていました。
・休日日数がしっかり確保されている
・残業はそこまで多くない
・評価が給料に反映される
これから転職したいと考えている方も、公務員からどのような点を改善したいかそれぞれ考えがあるはずです。
その内容を踏まえながら参考にしてもらえればと思います。
① 想定年収レンジ
まず求人票でまず確認した点は「想定年収」になります。
多くの求人票には400万~600万など、経験に応じて想定される年収幅が記載されています。
この下限があまりに希望金額とかけ離れている場合は、応募しないようにしていました。
もし内定をもらえても、明らかに希望に沿わず辞退するなら時間がもったいないです
≫≫【注意が必要】公務員から民間へ転職したら給料・年収はどうなる?の記事でも書いていますが、公務員から民間への転職は年収が下がるケースが多いです。
例えば希望年収が550万円だとした場合、求人票の表記が「300万~500万」の案件は下限寄りの年収が提示される可能性が高いです。
少しでも希望とする年収を得るためには、想定年収レンジが希望するものとどの程度かけ離れているか確認することがおすすめです。
② 休日に関する記載
次に注意した点は休日に関する記載内容です。
ご存じの方も多いと思いますが、「週休2日制」と「完全週休2日」は異なります。
必ず毎週土日は休みたいという方は「完全週休2日制」の表記があるか確認することが重要です。
夏季休暇や年末年始休暇もチェック
年間休日日数を増やしたい方は、必ず夏季休暇や年末年始の休暇状況も確認すべきです。
求人票には日数まで書いていないところもあったりしますので、どうしても気になる場合はエージェントに問い合わせてみても良いかと思います。
私自身は事前に確認して夏季・年末年始ともに10連休以上あることを知ったりできました。
③ 残業代の支給内容
続いて注意した点として残業代に関する記載を確認していました。
よくある内容では想定月給に「みなし残業代〇〇時間分を含む」のような記載があったりします。
もちろん毎月、みなし残業時間より少ない残業であれば得することになります。
ただし、あくまで個人的な考えですがみなし残業以上に業務をするケースが多いのかなと考えていました。
そのため、「残業代別途支給」などの記載がある企業を優先していました。
みなし残業が含まれていると基本給が見えにくく低く設定されていることもあります
できれば残業はしたくない考えなので、残業代がない場合の想定月給・年収がしっかり提示されている企業を受けていました。
④ 社員の平均年齢
これは求人票に載っていないことも多いですが、企業の平均年齢についても確認できればするように注意していました。
私はベンチャーで比較的若い企業に転職しましたが、平均年齢は30代後半でした。
特にスタートアップの企業では、平均年齢が20代のところも多くあります。
そのような企業はもちろん裁量が大きかったり、勢いがある企業である可能性も高いです。
どのような職場環境であるかエージェントや口コミサイトなどを利用し、可能な限り情報収集をすることがおすすめです。
⑤ 残業時間
私は転職後もワークライフバランスを重視したいと考えていたので、残業時間も気にしながら求人票を見ていました。
この項目も記載がない企業も多いので、気になる方はエージェントなどに確認が必要となります。
私の場合は、内定後に配属となる部署の人と面談する場を設けてもらい直接確認しました。
事実か確認するためにやるべきこと
求人票に書いてあってもそれが事実かは、入ってみないと分からない部分が多々あります。
ただ、後悔しない転職にするためにやれることは転職前にやっておくことがおすすめです。
すでに前述していたりしますが、私が求人票の内容と相違がないか確認するために以下の2点を行っていました。
- 担当エージェントへ確認
- 面接時や内定後の面談で直接確認
個人的には内定後に面談の場をつくってもらえるなら、そこで確認することがおすすめです。
一緒に働く人がどのような雰囲気かも知れますし、部署ごとの特徴も知ることができます。
このあたりはエージェントに対応が可能か相談してみましょう。
何を優先させるか決めておくことが大切
ここまで求人票を見る際の注意点を、私が転職した経験から紹介してきました。
ただし、本記事をお読みになっている方それぞれ転職で重要視するポイントは変わってくるはずです。
このように優先事項によって、求人票を見るときの注意点は変わってきます。
そのためにも公務員から転職するにあたって何を改善したいか明確にしておくようにしましょう。
これを決めることで転職活動の進みも変わってきます。
別記事でこのあたりについても触れていますのでぜひ合わせてご覧ください。
まとめ
転職する際に、求人票は貴重な情報源ですのでしっかり確認しておくことが必要です。
自身は何を転職で実現したいか明確にしたうえで、その内容に合わせて確認すべき点を漏らさずチェックするようにしましょう。
安定とされている公務員から転職することは、後悔しないか不安との戦いもありますので情報は少しでも多く集めることがおすすめです。
また、公務員からの転職は基本的にエージェント経由で行った方がスムーズに行く可能性が高いと思います。
企業側の実態も実際にやり取りがあるエージェントの方が、有益な情報を持っていることが多いです。
エージェント利用は無料なことが多いですのでぜひ活用していきましょう。
私が転職活動で活用したエージェントの記事も書いていますので、ぜひ合わせてご覧ください。