こんにちは。コボ(@kobo_blog)です。
今回は公務員への転職を目指す社会人の方向けになっています。
・科目が多すぎてどうすれば良いか困っている
・公務員への転職者の勉強の流れを知りたい
こんな疑問に答えるため、本記事では私が取り組んだ勉強スケジュール・進め方について紹介しています。
私の場合は地方公務員のみを受けており、教養試験を中心に勉強していました。
そのため、紹介する内容も教養試験対策についてになっています。
そもそも仕事をしながら勉強するのはなかなかつらいですよね…。
しかし、公務員試験のポイントは『面接試験(人物評価)』です。
本記事は、足切りされない程度の点数を取ることを目標として書いています。
※面接試験の重要性は【公務員試験】面接対策の基本はこの3つでも書いています。
社会人は時間も限られるので、試験勉強はポイントを抑えて効率よく取組むことが必要です。
今回紹介する勉強法で『80%筆記試験通過できた実績』もあるので少しでも参考になれば幸いです。
使用した教材
私が使用した教材は、実務教育出版の大卒程度公務員コースです。
予備校などには通わずテキストを購入し独学した形です。
私はそこまで考えず教材を買いましたが、スマホで講座を好きな時に受けることができる通信型も社会人には向いています。
まずは資料請求してみて合いそうなものを選ぶことがおすすめです。
買ったものをとことん繰り返すことが重要です。
ぜひ資料請求からでも進めてみて、早めの対策をしていきましょう。
そもそも予備校に通うか、独学にするか迷っている方もいるかもしれません。
以前、こちらの記事でそれぞれにメリット・デメリットについて紹介していますので合わせてご覧ください。
内定までの期間
私は勉強を始めてから公務員へ転職するまでの期間は約6ヶ月でした。
特にいつまでに転職しようと決めていたわけではないですが、結果的にこの期間勉強した形になります。
また、内定辞退した自治体もあったため、勉強して3~4ヶ月目でも面接試験までいくことはできました。
自治体の求人はいつ出るか分からないので、着々と準備を進めていきましょう。
腕試しに第一志望ではない自治体を受けてみるのもありかと思います。
日々の勉強時間
社会人の方が筆記試験対策をするうえで勉強時間確保が最もむずかしいのではないでしょうか?
私が試験勉強をしていた時間としては下のとおりです。
⇒週2くらいは休みとして勉強しない日もあり
思ったより少ないように感じる方も多いかと思いますが、重点的に対策する科目を絞ったからです。
また私の場合は、短期集中型なので短時間の勉強を続けることを選択しました。
時間をどう作るかは個人差もあるので、自分に合ったペースを見つけていきましょう。
内定までの道のり
ここからは具体的なスケジュールについてご紹介していきます。
教養試験は科目数も多いので、出題数に応じて勉強する時間配分を大きく変えました。
重点科目や捨て科目をどう選ぶか戦略については≫≫【捨て科目を選ぶ】公務員試験(教養試験)の戦略の記事で紹介しています。
1~2ヶ月目
まずは勉強開始してすぐの段階です。
私はこの段階で下のように勉強を進めました。
この2つの分野を選んだ理由は単純で、『試験に出題される問題数が多い科目』だからです。
特に試験全体の約3割を占める数的処理にはかなり時間をかけました。
ここを得点源にできれば、筆記試験通過に大きく近づきます。
解法が独特なので慣れるためにも、何回もテキストを繰り返し解きました。
また、文章理解の科目も出題数が多いためおさえるべき科目です。
大学受験を終えると、和文・英文どちらも読解する機会は減るので慣れる意味合いが強かったですね。
教材については、個別でテキストを買う場合も実績のあるものを買えば間違えないと思います。
実績もある会社なので完全独学の方は何回も解いていきましょう。
3~4ヶ月目
この時期は重要である「数的処理」の時間を減らしつつ下のように取組みました。
・隙間時間で「自然科学(数・物・化など)」や「人文科学(日本史など)」を勉強
1~2ヶ月目で得点源となるべき科目をおさえつつ、さらに加点を目指すための勉強というイメージです。
また、社会科学科目を選んだのは単純に「興味があったから」程度です。
自然科学科目は理系だったこともあり、合間の時間でおさらいするような感覚でした。
下の記事でも書いていますが、人文科学は「捨て科目」としたのでさらっとテキスト読むくらいにしました。
やったところが出たらラッキーくらいであまり時間かけることはしませんでした。
5~6ヶ月目
この時期になると一通りの科目を勉強し終えた段階となっていました。
この通り最終的な仕上げとして過去問を何度も解く形にしました。
間違えたところを振返ることで知識の定着にもつながります。
さらに時間を決めて解いたりすることで本番に向けたイメトレもできます。
テキストを見るだけでは掴めない感覚もあるので、過去問を解くことは絶対おすすめです。
分厚いですが、過去問についてはこれを解いていけば間違えありません。
ぜひ本番に近い形でまず解いてみましょう。
さいごに
今回は教養試験の勉強の進め方についてご紹介しました。
改めて簡単にまとめると下のようになります。
「数的処理」「文章理解」の科目分野を徹底的に勉強
3~4ヶ月目
社会科学科目(政治・経済など)の勉強時間を増やす
隙間時間で「自然科学(数・物・化など)」や「人文科学(日本史など)」を勉強
5~6ヶ月目
過去問を解き、間違えたところを復習
この勉強の流れで80%(4/5)筆記試験通過できました。
そこまで大きく間違えたやり方ではないのではないでしょうか。
社会人の方は仕事の疲れもあり、勉強できる時間は限られると思います。
少しでも参考にしていただき、自身の勉強法の確立にお役立てしてもらえるとうれしいです。