【注意点】民間から公務員に転職して後悔したことはこの4つでした

こんにちは。コボ(@kobo_blog)です。

 

公務員に転職したいけど後悔しないか不安。
自分に合っているか分からない。

転職して後悔したのはどういった理由?

 

今回はこのような点について自身の経験から答えていきます。

 

まず前提ですが公務員という職業はやはり恵まれていることに間違えありません。

給料が出なくなることはありませんし、退職金もしっかりと支給されます。

社会的な信頼もあり常に試験の倍率は高く人気となっています。

 

しかし、私は民間から高い倍率の試験を通過し、公務員になったにもかかわらずベンチャー企業へ転職しました。

コボ
それは公務員になって後悔した部分があったからです。

本記事では私が『公務員になって後悔した理由・内容』について書いていきます。

これから公務員へ転職しようと考えている人の参考になればと思いますのでぜひ最後までお付き合いください。

そもそも公務員に向いている人は?

私は転職して後悔したと書きましたが、そもそも公務員に適した人はどのような特徴か気になるのではないでしょうか?

私の経験から以下のような人は公務員向きだと思います。

■ 仕事の計画をきっちり立て慎重に物事を進める

■ 主張が激しすぎない

■ 生活に安定を求めている

■ その地域を良くしたい気持ちが強い(地方の場合)

 

やはり業務を慎重にこなして、安定した生活を好む方は合っているように感じます。

対して、とにかく行動派で進めながら改善を繰り返す方は水が合わない可能性が高いです。

 

この他、公務員に向いている人の特徴については別記事で紹介しています。

公務員を目指している方はぜひご覧ください。

 

公務員になって後悔した点

ここから私が公務員に転職して後悔した点を紹介していきます。

転職は人生の中でも一大事ですので、後悔したくない気持ちは当然あると思います。

 

公務員になるか迷っている方は参考にしてみてください。

コボ
ぜひ自身が合うかどうかしっかり見極めましょう

後悔した点① 給料が安い

最初の点は『給料の安さ』です。

特に若手~中堅の時期はイメージよりだいぶ低いと思ってもらった方が良いです。

 

公務員の平均年収がよく話題になりますが、確かにサラリーマンの平均額よりは高いです。

ただしそれは、年功序列により一程度の年齢に達してからになります。

 

例えば20代後半(世帯持ち)で転職した場合、手当込みでも30万に届かないかと思います。

特に首都圏で暮らしていくとなるとかなり厳しい金額になります。

給料を絶対もらえる「安定」はありますが、高い金額は望めないのが現実です。

 

給料や各種手当についてより詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

条例も紹介しつつ月額給与を試算してみたりしています。

 

こちらをお読みいただき給料アップが見込めそうな方は転職を前向きに考えてもよいと思います。

 

一方、大手民間などから転職を考えている方は、100~200万程度年収ベースで下がることもあります。

家族がいる方はこの点を慎重にぜひ考えてみてください。

 

後悔した点② モチベーションが湧かない

次に後悔したところはモチベーションの部分です。
大きくは下に書く2点となります。

成果が評価・給与に繋がらない

最近は自治体も評価制度を取り入れ、ボーナスに反映される動きもあります。

ただ最も良い評価であってもそこまでの差がつきません。

そのため、モチベーションを保ちにくい環境だと私は感じました。

 

コボ
お金の面は関係なく地域に貢献したいという気持ちの強い方にはこの部分は当てはまらないかと思います

 

良い評価をもらうことで昇級の対象となったりすることはあります。

ただ、業務改善や前例踏襲の部分を変える取組みをしても、普通の仕事をこなした職員と給料がそこまで変わらない現実もあります。

立てた目標に対してどれだけ貢献したかを評価される仕組みに慣れていたこともあり、不満となった点でした。

仕事をしていない上司の給与が高い

公務員の良いところとして年功序列で給料が上がります。

もちろんメリットではありますが、大した仕事をしていないにも関わらず良い給与をもらってる人は多数います。

特に経験年数が長い人にこの傾向はよく見られました。

 

コボ
部署内のオペレーション全くとってない『名ばかり管理職』も多くいます。

 

民間では「この人のためなら頑張るか』と思わせる上司もいましたが、転職してからは皆無でした。

仕事量に合わない給料をもらう人たちがいても『公務員はそういうものだ』と理解できる気持ちはあったほうがいいかもしれません。

 

スキルが身につかない

次は業務で身につくスキル面です。

公務員の業務での経験は「公務員として働くためのスキル」には繋がります。

もちろん必ず定年まで勤め上げる場合、真摯に業務に取組み経験を積むことは重要です。

 

ただ、何かのキッカケで公務員を辞めたいとなったときに戦えるスキルが身につかない分、転職市場で不利になります。

公務員が転職することの難しさは、こちらの記事で書いていますのでぜひご覧ください。

 

私の場合は公務員になった後、『ビジネススキルを身に付け活かせるようになりたい』と考え転職しました。

いざ転職するとなったときに公務員であることがプラスにならないと思い後悔した部分があります。

 

ただ、転職するしないに関わらず自身の意思で資格取得や興味ある分野を勉強することは重要です。

公務員として働くときも役立つ時があると思いますので準備しておくことが大切です。

 

有事のとき対応が必要(家族と離れることになる)

これは主に災害時の対応になりますが、台風や地震があったとき公務員は出勤し対応が必要になります。

これは家族がいようと予定があろうと出勤する必要が出てきます。
(※状況の度合によって管理職のみ対応などの場合もあります)


公務員の場合は何かあった際、避難所対応や庁内での業務に追われることになります。

その間は連絡はとれても家族がどのような状況であるか傍で見ることはできません。

このように何かあったときに家族を含めた自身の対応ができなくなるのは転職してから困ると感じた点です。

 

さいごに

今回は私が公務員に転職して後悔した点についてご紹介しました。
改めてまとめるとこちらです。

■ 給料が安い

■ モチベーションが湧かない

■ スキルが身につかない

■ 有事のとき対応が必要(家族と離れることになる)

 

公務員という職業自体はメリットが多いです。

ただ、事前にミスマッチと感じる部分を理解したり納得してから転職することは大切です。

せっかく公務員になってもまたすぐ転職したい気持ちにならないよう参考になりましたらうれしいです。

 

お読みいただきそれでも公務員に転職したいという方は、ぜひ早めに試験対策をすべきです。

おすすめの講座や予備校についても記事にしていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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