【公務員はつまらない?】民間から転職してそう感じた理由を紹介

こんにちは。コボ(@kobo_blog)です。

 

公務員てつまらないって聞くけど本当?
つまらないってどんな部分?
公務員目指してるけどやめた方がいい?

公務員の仕事について「つまらない」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

これから公務員を目指す方は特に気になる点かと思います。

 

実際に私が公務員へ転職して実感した点として、「つまらない」と感じる部分はありました。

それは公務員という職種の性質上、仕方ない部分もあります。

 

そこで本記事では公務員の仕事がつまらないと感じた理由について解説していきます。

もちろん公務員のメリットもありますので、これから目指す方の参考になれば幸いです。

つまらないと感じる理由

さっそく公務員の仕事がつまらないと感じた理由を紹介します。

細かくは各項目紹介していきますが、その理由は以下になります。

  • 定型業務が多い
  • 基本的に前例踏襲
    ー横並びが基本
  • 成果が数字で見えにくい
    ー成果が給与に繋がらない
  • 無駄に感じる業務が多い

皆さんが持つイメージと一致した点もあるのではないでしょうか。

それでは1つずつ解説していきます。

 

定型業務が多い

公務員は毎年決まった業務をこなしていくことが業務の基本になります。

いわゆるルーティンワークの業務というやつです。

 

もちろん新規事業を始めることもありますが、そこに携われる人は限られます。

そのため庁内では毎年決まった時期に決まった業務を行うことが多くなります。

 

慣れてしまえば楽ですが、飽き性の人にとってはつまらなくストレスになる可能性が高いです。

 

基本的に前例踏襲

公務員は前年度から大きく取組みを変更することをあまり好みません。

多くの事業は前年踏襲で進んでいくことになります。

 

それって去年はどうやった?

このようなやり取りは非常に多く起こります。

 

前年度のやり方を踏まえより良い手法・対策をとるなら分かりますが、ほぼそのまま同じ作業を行うことの方が多くあります。

公務員の保守的な部分が合わない人はつまらないと感じる可能性があります。

 

コボ
ただ、その壁を超えて業務改善を行うことができれば大きな実績になります

横並びが基本

前例踏襲と似た部分ですが、地方公務員は周りの自治体の動向をかなり気にします。

 

〇〇市はどうなってる?

このように何か判断するとき周りの状況を確認し、最終的に同じ施策となることが多いです。

 

民間では他社と差別化が必要になりますが、公務員の場合は足並みを揃える方向になります。

この点も変化を求める人にとっては気になる部分となってしまいます。

 

成果が数字で見えにくい

公務員の仕事は数字で成果が出るケースは少ないです。

 

私は公務員の前は営業企画をしていたので、毎日のように数字を追って仕事をしていました。

それと比べると自身の成果が数字で出てこないため物足りなさを非常に感じました

 

ただし、この点は『ノルマがない』といったメリットにもなり得ます。

コボ
自身がどちらに合っているか見極めが重要です

私と同じように成果が見えやすい方がやる気が出る方はつまらなく感じてしまうかもしれません。

 

成果が給与に繋がらない

成果が数字で見えないこともあり、公務員は成果を上げても給与に反映されにくい環境になります。

もちろん人事評価はありますが、どれだけいい成績をとっても通常評価の人と昇給幅はそこまで変わりません。

評価を受けにくいと業務へのモチベーションも下がり、つまらないと感じることが多くなりがちです。

 

無駄に感じる業務が多い

公務員には「無駄だな」と感じる業務が多々あります。

制度上仕方ないことも多くありますが、「なぜこれが必要なんだろう?」と思うことが出てきます。

 

例として、私は財政課だったので議会対応することもありましたが、議員などが答弁で使う原稿を作成することが非常に無駄に感じていました。

議会で原稿に書かれた内容をただ話しているだけなので、何も議論しているように感じなかったためです。

 

これ以外にも決裁関係など細かい作業にも無駄だなと感じてことが起きたりします。

コボ
つまらないというより「なんでこんなことしてるんだろう…」という気持ちになったりします

 

制度上仕方ない部分も多い

なぜ上記のようなことが起こるかという理由ですが、公務員という職種が独特であることが挙げられます。

税金で運営してるため、どうしても以下のような考えになりがちです。

  • 思い切った施策を行って失敗すると税金の無駄になる
  • 住民に公表する必要があるから余計なことはしたくない

 

そのため、新たな取組が生まれにくく、前例踏襲・ルーティンワークになってしまいます。

 

また、貴重な税金なので何か決めるときは多くの人の決裁が必要になります。

規程でも細かく誰まで決裁が必要かきまっていますので、必要以上に時間がかかる傾向にあります。

 

民間との違いが大きい

利益を出さないと潰れたり、他社と差別化が必要な民間企業と公務員は大きく性質が異なります。

私の場合は、民間から公務員へ転職したため、その違いから「つまらない」と感じる点が出てきました。

 

新卒で公務員になった方でも「飽きたし民間も経験してみたいな…」と思う方もいるかと思います。

その際はぜひ民間との違いを理解し、合っている環境を選ぶようにしましょう。

 

それでも公務員になるメリットはある

公務員の仕事はつまらない部分があると書きましたが、もちろん公務員ならではのメリットもあります。

 

例えばこのような点が挙げられます。

  公務員になることもメリット

・必ず給料が出る安心感
・原則毎年昇給する
・ノルマがなく精神的に楽
・社会的信用が高い

 

仕事は多少つまらなくても割り切って我慢できるという方には非常に恵まれた環境です。

公務員のメリットの方が自身にとって大きいという方は目指してみるのもアリです。

 

こんな人は公務員に向いている

公務員をつまらないと感じる人もいれば、非常に合っていると感じる人も当然います。

私が勤務してきた中で感じた「公務員に向いている人の特徴」について別記事で紹介しています。

自身が公務員に合っているか判断する参考にしてもらえるとうれしいです。

 

まとめ

今回は「公務員の仕事がつまらないと感じる理由」を紹介してきました。

 

改めてまとめるとこのようになります。

  • 定型業務が多い
  • 基本的に前例踏襲
    ー横並びが基本
  • 成果が数字で見えにくい
    ー成果が給与に繋がらない
  • 無駄に感じる業務が多い

 

どの自治体でも似た環境であると思いますので、度合はあるにしても当てはまる部分があるはずです。

 

ただ、それを上回るメリットも公務員にはあります。

重要なのは『自身が求める環境であるか』という点です。

他にも公務員関連の記事を書いていますので、ぜひ参考にご覧ください。

 


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