こんにちは。コボ(@kobo_blog)です。
転職したらどんなメリットがある?
働いてみて感じた点を知りたい
公務員への転職を考えてる方の中には、このような疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
民間と比較してメリットがあれば転職したいと考えている人もいるかと思います。
そこで今回は民間から地方公務員に転職した私の経験をもとに、公務員になることで得られるメリットを書いていきます。
本格的に公務員を目指したい方や、まだ転職を迷っている方は少しでも参考にしていただける部分があるかと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
結論:転職するメリットはこの4つ
いきなり結論から入りますが、地方公務員に転職することで得られるメリットとしてはこの4つとなります。
収入が安定する
転居を伴う転勤の可能性が低い
社会的信用が高い
ノルマが課せられるケースが少ない
すでに皆さんが抱いているイメージと重複している部分が多いのではないでしょうか?
残業の少なさや休日の取りやすさなどは自治体や部署ごとに差があるかと思います。
ただし、自身が転職し都道府県や市区町村の状況を実際に見聞きした経験からすると、挙げた4点はどの自治体にもおおむね共通しています。
毎年、公務員は人気職業ランキングに必ず入っていますが「公務員=安定=将来安泰」といったイメージがあるからだと思います。
挙げたメリットの通り、このイメージはほぼ近しいと言えます。
ただ、その安定がデメリットとなるケースもありますのでそちらについても簡単に後述していきます。
まずはメリットの細かい点からいきましょう。
メリット① 収入が安定する
やはり公務員の1番のメリットというと収入の安定ではないでしょうか。
どの自治体も厳しい財政事情であることはありますが基本的には急に給料がでなくなることはありません。
余程ひどい仕事っぷりでもない限り降格などもないため将来的な収入の見通しは非常に立てやすくなります。
さらに公務員といえば
と思われている方も多いと思います。
これも基本的にはイメージ通りになります。おそらくどの自治体も人事評価制度はありますがその評価によって昇給しないケースは稀です。
もちろん評価により上昇幅には差が出ますが、原則は年度ごとに昇給していくことになります。
好景気とは言えない国内において毎年昇給する会社は少ないですし、収入面は大きなメリットです。
実際に転職した際の給与がどのくらいになるか知りたい方もいるかもしれません。
≫≫【お金は大事】公務員に転職したら月の給料はどのくらい?の記事で具体的に紹介していますのでぜひ合わせてご覧ください。
収入面であえて注意点を挙げるとすれば
くらいではないでしょうか。
ただし、これは本俸に影響することは考えにくいので、昇給幅や残業手当の部署配分に影響する可能性があるくらいです。
しかも、実際に予算が厳しくなって給料表などに変更が生じる可能性は低いです。
国がメインで判断する部分ですが、最終的にいざとなったら税率を上げたりするなど対応もあるので急激な収入減はないでしょう。
現職で昇給しなかったり安定した収入が欲しいという方は公務員へのチャレンジを前向きに検討しても良いかと思います。
メリット② 転居を伴う転勤の可能性が低い
都道府県で市区町村であるかにも寄りますが引っ越しを伴う転勤となる可能性は低いです。
と私自身も転勤を避けることが転職した理由の一つです。
もし本当に転勤がいやであれば、受験を希望している自治体の状況を詳細に調べることでそのリスクは避けられます。
さらに言うと市区町村へ入庁すれば引っ越しを伴う転勤はほぼないでしょう。
※期間限定の出向などはあり得ますが…。
民間では事業拡大に伴って全国各地にオフィスを配置したりすることもありますが、地方公務員は基本的に勤務地が新設されることも稀です。
公務員並に安定している企業となると一定の事業規模はありますし、転勤があることは避けて通れない可能性が高いです。
腰を据えたライフプランを検討したいという方には転勤がないことは大きなメリットになるでしょう。
メリット③ 社会的信用が高い
1つ目で挙げた収入が安定していることから得られる副次的なメリットになりますが、公務員はやはり信用が高いです。
私が働いていて感じるところでは
機関からの信用
人からの信用
が高いなと実感しました。
機関からの信用
公務員は住宅ローンなどの審査も非常に通りやすいです。
あまりに無茶な金額でなければほぼほぼ問題ないように感じます。
私が住宅ローンを組んだ時にはもちろんセールストークもありますが
との話もありました。
地方公務員を考えている方は持ち家を買って腰を据えて暮らしたいといったケースも多いと思われますので大きなメリットになります。
人からの信用
これは特に私の親世代の話になりますが
やはり「公務員=安定」の思考が強いので大手企業からの転職にもかかわらず公務員になることを報告した際は比較的受け入れてもらえました。
未だに転職すること自体を良く思わない方もいるかと思いますが、公務員はどんな職業かもイメージしやすく新たなチャレンジをしていく環境としては信用度は高いです。
メリット④ ノルマが課せられるケースが少ない
最近は市長はじめ幹部に民間経験者が入るケースも増え変わってきている自治体もありますが、公務員には売上という概念がないため基本的には営業成績やKPIの進捗など数値指標で詰められることは少ないです。
もちろん事業の進捗度合いなどで指摘は入ることはありますが、組織としても個人としても明確な数値目標を追うことはほぼありません。
もし数値目標があったとした場合、達成できなかったとしてもそこまで詰められることもないと思います。
民間でこのような思いをしている方は、転職し入庁したとき雰囲気の違いに驚くでしょう。
このような思いを持っているようでしたら公務員はぜひおすすめです。
メリットがデメリットになる?
ここまでメリットを書いてきましたがそのメリットが逆にデメリットとなる場合もあります。
ざっくりの紹介ですがこんなことがあげられます。
収入が安定→劇的な年収UPは見込めない
毎年昇給→仕事しないベテランがなぜか高給取り
ノルマがない→プレッシャーがなく刺激がない
『いやいや、公務員になれたら不満ないでしょ!』
こんな声も聞こえてきそうですが実際転職した経験から安易にメリットに飛びつくと後悔することも多々出ることを実感します。
そのためには転職を検討している場合は、
- なぜ転職するのか
- 転職して何を変えたいのか
についてしっかり優先度をつけて考えるべきです。
さいごに
今回は公務員になることでもメリットについて紹介しました。
もう一度まとめるとこのような感じです。
収入が安定する
転居を伴う転勤の可能性が低い
社会的信用が高い
ノルマが課せられるケースが少ない
≫≫【適性は重要】公務員に向いている人の4つの特徴はこれの記事で公務員に向いている人の特徴を紹介していますので参考になるとうれしいです。
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