【注意が必要】公務員から民間へ転職したら給料・年収はどうなる?

 

こんにちは。コボ(@kobo_blog)です。

 

コボ
公務員から民間に行きたいけど年収・給料ってどうなんだろう?
今より給料上がるところに転職したい

 

公務員からの転職を検討している場合、転職先での給料面が気になる方が多いのではないでしょうか?

公務員から転職する場合は、安定した環境を手放すことになるのでそのような悩みは当然かと思います。

 

私の場合も転職する際の条件として、給料面の改善を考えていました。

 

そこで今回は「民間→公務員→民間」と転職した私の経験をもとに、地方公務員から転職すると給料がどうなるか解説します。

公務員辞めたいけど迷っている方の参考になれば幸いです。

年収が一時的に下がるケースが多い

公務員から転職する場合の大きな傾向として、「給料・年収は下がるケース」が多いです。

年代にもよりますが、年齢が上がるにつれてその傾向は強くなります。

 

公務員の場合は基本給が低い場合でも、地域手当や扶養手当、住宅手当などがもらえます。

民間企業の方が基本給が高くても、トータルで見ると公務員の方がもらっているケースが多いことが事実です。

 

20代半ばまでなら現状維持も可能

ただし、新卒〜20代半ばまでであれば公務員時と同等の年収で転職できる可能性が高くなります。

 

若手の公務員の場合、年収だと400万円あれば比較的もらっている方になるかと思います。

転職サイトを見てみるとわかりますが、この辺りの年収レンジの求人はあります。

 

そのため若手の公務員の方であれば、給料面をそこまで悲観することはありません。

『選択肢が広がる』とプラスに捉えることもできます。

 

コボ
公務員として高い年収をもらえる年齢になると民間への転職が難しくなります

 

下の記事でも書きましたが、公務員を辞めるなら早めい動く方がメリットがありますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

20代後半からの転職は注意

一方で20代後半以降で民間に転職するときは注意が必要です。

 

この時期になると主任まで昇格している方も出てきます。

また、結婚して子供がいる方も多くなる年代ですので扶養手当も増えている場合もあると思います。

 

経験年数が長くなると残業代なども含め500〜550万円ほどの年収になっているケースもあるのではないでしょうか。

 

この場合は民間に転職することで、年収が下がる可能性が高い状況になります。

特に転職した最初の年は、大きく年収減となることを理解しておくことが重要です。

 

コボ
家族がいる方は特に注意すべき点ですので事前に相談をしておきましょう

 

業種やスキル次第で現状維持も可能

公務員の方であっても転職先の業種・職種だったり、持っているスキルによっては現状維持・年収アップも可能になります。

 

実際に地方公務員から転職した私は転職して年収が数十万アップできました。

公務員ですと数年かかる昇給分を転職で実現することができたことになります。

 

後述しますが、このように年収アップを狙える職種も紹介していきます。

 

給料が下がりやすい理由

≫≫【どちらを選ぶ?】公務員と民間の違いを紹介の記事で紹介しましたが、公務員の業務は民間とは大きく異なる部分があります。

 

そのため、公務員から転職する際に「未経験者」として扱われてしまうことになります。

当然、未経験者は経験者よりも年収が低く提示されることになりますので、公務員時と比べると年収が下がってしまうことになります。

 

良い条件で転職するために資格取得もあり

公務員から転職するなら年収は諦めるしかないのか…

と悲観してしまう方もいそうですが、それだけでは転職は進みません。

事実として受け止めつつ対策を取っていくことが重要です。

 

私の場合は履歴書にかけるように資格取得を行うように取り組みました。

取り組みやすい資格の事例としては以下などがあります。

  • TOEIC
  • 簿記
  • FP

 

実務経験はないですが、資格取得をすることで企業側からみた印象も変わってきます。

ぜひ時間を有効活用して希望する業界に必要な資格取得を目指してみましょう。


\スキマ時間で資格取得を目指したい方におススメです/


昇給することで十分カバーできます

年収が公務員時から下がってしまった場合でも、昇給分で十分で補える可能性があります。

 

少額ながら毎年昇給する公務員と異なり、民間企業では会社の業績や個人の評価によって大きく昇給できることあります。

 

コボ
公務員とは違うモチベーションにも繋がりますよ

一時的な年収減が許容できるなら転職は前向きに検討しても良いかと思います。

 

年収アップを狙いやすい職種

公務員であっても年収アップを狙える職種もあります。

実際私も受けた職種ですが、2つほど年収アップで条件提示してもらえたものを紹介します。

 

コンサルティングファーム

まずはコンサルタントとして働く場合は、年収アップを見込めます。

業界としても年収レンジが高いうえ、転職市場でもコンサルでの経験は評価されやすいので長期的に見ても有利になります。

 

ただその分、結果が重要な業界なので明確なアウトプットが求められます。

そのため業務時間も公務員と比較すると長い傾向にあります。

 

経験を積んで将来的な選択肢を増やしたいという方は特におすすめの職種です。

 

営業職

次に年収アップが見込める職種としては営業職になります。

完全歩合の営業でなくても、探してみると比較的年収が高い求人があったりします。

 

直接営業することに抵抗がある方は、営業企画や営業管理などの職種で探してみても良いかもしれません。

 

営業ってなんだか厳しそう・・・

こんな意見も聞こえそうですが、民間の営業企画を経験した私からすると厳しい中にも数字を追う楽しさがあります。

しっかり戦略を立てて、目標に対し打ち手を実行していくような風土があれば営業も楽しい職種です。

 

コボ
ただ何も考えず訪問して売ってこいというところはもちろん避けましょう。

 

転職先との年収交渉をすべき

転職するときに大切なことは、転職先と「年収の条件交渉」を行うことです。

 

≫≫【公務員からの退職】家族に反対されないために細かい相談が大切ですの記事で写真も紹介していますが、民間では内定が出ると労働条件が書かれた通知書が送られます。

その通知に入社時の想定年収が書かれていますが、その年収に不満がある場合はさらに上げることができないか相談すべきです。

 

交渉自体はエージェントに任せる

転職先に年収上げてほしいとは言いにくい…

このようにお金のことは自身から言いにくい部分はあると思います。

 

そのため転職する際は、転職エージェントを使うことをおすすめします。

≫≫【おすすめ】公務員から転職するとき条件(年収)交渉するべきですの記事でも紹介していますが、エージェントは求人紹介の他にも、転職先との年収交渉も代行してくれます。

 

実際に私もエージェント経由で年収交渉を行い、最初の提示金額から60万円増額で入社しました。

エージェントは無料で登録・面談ができますのでぜひ活用しましょう。

まとめ

今回は公務員から転職した際に給料・年収がどのようになるか解説してきました。

 

基本的には年収が下がるケースが多いのが現実です。

しかし、給料アップできる職種もありますし、何より民間に転職してやりたいことをやってみる満足感は得られます。

 

公務員のキャリアに悩んでいる方は、仕事内容に不満があるケースもあると思います。

その場合は、給料が多少減ってもチャレンジしてみる価値はあります。

 

転職で何を改善したいか、しっかり考えを固めてから転職活動してみましょう。

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